広島・山口 ソロ旅行
去年の夏の話だが、広島山口に2泊3日でソロ旅行に行った。大満足だったので書かせてほしい。
旅の目的が「綺麗な景色を見ること」だったのだが、夏の広島山口は期待を遥かに上回る、絶景ずくしだった。以下では、主に景勝地についての紹介になる。
まず、ざっくり旅行流れを書くと、住んでいる大阪を車で出発し、1日目は広島に、2日目は山口に泊まった。3日目は、観光そこそこにただひたすら帰るのみだった。
1日目
まずは広島の帝釈峡に行った。朝から出ても、大阪からだと距離があるので、14時くらいに着いた。
着いたら、駐車場付近にあった定食屋さんでお蕎麦定食を食べた。店内で、ぶぶぶと回る扇風機の音と、外で鳴くひぐらしの音が心地よかった。
帝釈峡。岩が思っていたよりずっと大きく、迫力があった。
余談だが、先ほどのひぐらしの話。
久しぶりにひぐらしを聞いて確信したのだが、日本が和歌が流行った理由に、ひぐらしは少なからず関わっているはずである。日本のBGMがクマゼミだったら、和歌など詠んでる場合ではない。ロックなエレキギターを使って、肩をくねらせて踊っていただろう。筆を持ってさらさら詠んでいたのは、ひぐらしの力である。
1日目の晩は西条のビジネスホテルに泊まった。
晩は、西条駅付近でお好みを食べた。生粋の大阪人だが、はっきり言って大阪のお好みより全然美味しかった。大阪人は変なプライドを捨てて、広島に行くべきである。
2日目
広島を出て、角島大橋へ直行した。
角島大橋はもちろんだが、海が綺麗なことに驚いた。あえてここでは木槿を載せる。海の青と、木槿のピンクが完璧だった。
その後は、青海島にも行った。
インスタでよく写真を見ていたので、いつか行ってやろうと思っていたのだ。こちらもやはりめちゃくちゃ綺麗である。
晩は俵山温泉に泊まった。山が近い、こぢんまりした素敵な温泉街。宿は木目の床がピカピカに磨かれてて、部屋の扉はガラス戸の襖。昔ながらの旅館である。
温泉はアルカリが強いので長いこと入らんようにね、と言われたのが印象的だった。
3日目
大穴だったが、この旅行で最も良かったのが、最終日に行った、広島の三段峡 猿飛渡船である。
三段峡は広くて、猿飛渡船があるところと、そうでないところがある。最初は後者に行って、山道を歩いた。キラキラした川に終始浮かれていた。
そして、猿飛渡船である。
行くまでが「ほんまにここ、、?」と思うような、石がゴロゴロ転がっていて、車にピシピシ木が当たるような道を通る。そして「ほんまにここ、、?」というような駐車場に車を停め、「ほんまにここ、、?」という山道を通って船着場に行く。
船は、岩と岩の間の細い隙間を、お兄さんが糸をたぐって進めてくれる。水は透明だが、水深が深いのと影になっているで、真っ黒に見える。まさに秘境!という体験ができた。
あとはひたすら帰るのみ。
高速道路は、行く方向も決まってるし、速度も大体決められているのに、なぜ渋滞になるのだろうと不思議に思いながら、一心不乱に帰った。
以上である。綺麗な景色を見ることが目的の旅行なら、強くお勧めする。ぜひ!
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