アロカシア ポリー購入
はじめてのアロカシアを購入した。
うちには観葉植物がいる。
観葉植物はよい。
変化のない生活に毎日変化を与えてくれる。
私は一人暮らしだ。
朝家を出て、夜家に帰る。
家のドアを開けて目に映るのは、まるで朝の家をそのまま夜にしただけのような光景。脱いだ寝巻きから洗ってない食器まで、何もかもが朝のままだ。一ミリも動いていない。本当におそろしい。
そんな中、植物だけは変化をくれる。嬉しい。
欅の葉が色づく本日、アロカシアのポリーを購入した。
あまりにも素敵なので見ていただきたい。
このツヤ、深い緑に、立派な葉脈。
毛穴の詰まった深い褐色の私とは、霞に千鳥である。本当に美しい。
購入のきっかけは、ホームセンターでビジュアルに一目惚れしたからである。やはり本当に美しい。
買う前にさっと調べたところ、以下のような情報が出てきた。
・サトイモ科アロカシア属のポリーという品種
・アロカシア アマゾニカの矮性(不確か)
・東南アジア原産
・耐寒性が弱い
出た。「耐寒性が弱い」。観葉植物はほとんどがそうだ。南国育ちが多いので当たり前ではあるが。
この「耐寒性が弱い」は看過できない。
うちの家は暖房をつけないのだ。真冬でも布団にくるまり小刻みに動きながらじっと春を待つ。それが「冬」なのだ。
他のものたちは、そんな中でも案外元気にやっている。コーヒーノキだけは明らかに元気がなくなるが、それ以外は成長が止まるだけで弱ることはない。植物の適応力には感服である。
モンステラも例外ではなく、いつも元気である。同じサトイモ科なのでアロカシアもいけるかもと思い、購入に至った。
無事冬を超えることができたら、また状況を報告する。