眠りの質を上げる話
質の良い睡眠がとれていたならば
朝起きた時、心身の疲れが残る事は無い。日中も眠気に襲われずに過ごす事が出来ます。
それに対して、寝付きが悪い、眠りが浅い、夜中に目覚めてしまう等の質の悪い睡眠が続くと、本来なら睡眠中に修復されるはずの細胞が傷ついたままとなって疲労が蓄積し、心身にさまざまなトラブルを引き起こします。
快眠に役立つ栄養素「トリプトファン」
質のいい眠り、すなわち快眠に役立つ栄養素の代表格が、鶏むね肉にふくまれるトリプトファンです。トリプトファンがふくまれているのは、「まぐろ」、「かつお」、「肉類、乳製品」など。タンパク質の多い食品にふくまれています。
睡眠ホルモンを出すために
トリプトファンは肝臓や腎臓で分解されてエネルギー源となりますが、脳に運ばれてビタミンB6と一緒になると、セロトニンを生成します。鶏むね肉は、トリプトファンだけでなくビタミンB6もふくまれているので、鶏むね肉を食べると脳内でセロトニンが生成されます。このセロトニンが「睡眠ホルモン」と呼ばれる「メラトニン」に変化するため、トリプトファンには自然な眠りに導く作用が期待できるのです。さらに、セロトニンには、「幸せ物質」とも呼ばれており、精神を安定させる作用があります。つまり、鶏むね肉を食べる事により、ストレス軽減も期待出来るという訳です。
栄養素はしっかり摂取しているのに眠れない人もいる
先程書いたトリプトファン、セロトニン、メラトニンの為に、鶏むね肉、まぐろ、かつおなど食べていて、さらに、野菜もしっかりと食べています。
そのような人もいます。その場合は、このように考えて下さい。
睡眠環境が激悪なのです
睡眠環境とはどんな事でしょうか?そこから、ほとんどの人が理解していません。
睡眠時に、体の筋肉が硬直していないか?!例えば、枕が高すぎる場合は、首が確実に硬直しながら寝るという状態。座布団4枚重ねて、試しに寝てみてください。明らかに首の筋肉が硬くなっていませんか?他には、仰向けで寝る場合、布団、マットが柔らかい場合は、体の重い部分、胴体、ヒップがマットに下がりながら寝続けるのです。首と同様に、硬くなり、負担を与えながら睡眠をする。
横向きの場合は、さらに、負担が、大きくなります。横向きで寝るイメージしてみて下さい。下にした肩を体重で押し潰して寝ているわけです。
このように睡眠環境も最適に改善をして行くことが出来たら「眠れない」なんて無くなりますよ。
詳しくは、メールか施術院に来てもらって、貴方にピッタリの改善策を探してみませんか?
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