じゃがいもは美容と健康に必要
【じゃがいもの栄養素】
実はカロリーが低い?
ごはんとじゃがいも
じゃがいもはでんぷん質を多く含む野菜であり、フライドポテトなどのイメージも強いので、高カロリーだと思っている方も多いのでは。
ご飯は100gで【168kcal】。それに対して、同じ分量のじゃがいも(蒸し)は【84kcal】と約半分なんです。ちなみに、さつまいも(蒸し)は、【134kcal】です。じゃがいもはお腹が満たされるのに、カロリーは比較的低めなんですね。
糖質を脂肪に変えて体に蓄積されるのを防ぐには、ビタミンB群が必要です。じゃがいもには代謝を助けるビタミンB1、B2も含まれているので、効率よくエネルギーになれば、脂肪の蓄積を抑えることが期待できます。
ただし、じゃがいもは油やバターとの相性がよく美味しいので、カロリーなどを気にしている場合、調理方法には注意が必要です。
【じゃがいもの栄養素】
ビタミンCはみかんと同じ量!?
ビタミンCは、体の免疫力を高める、コラーゲンの生成を促す、鉄やカルシウムの吸収を高める、などの効果が期待できます。
【ビタミンCの含有量(mg/100g)】
・じゃがいも(生)・・・35
・じゃがいも(蒸し)・・・15
・レモン(果汁)・・・50
・温州みかん・・・35
・りんご(皮なし)・・・4
レモンやみかんに多く含まれるイメージがあるビタミンCですが、実はみかんと同じくらいの量がじゃがいも(生)には含まれています。
ビタミンCは熱に弱いので、加熱調理で失われやすいことが知られていますが、じゃがいもの場合はでんぷんがビタミンCを守るので、加熱調理をしてもビタミンCが失われにくいようです。
【じゃがいもの栄養成分】
カリウムがたっぷり!
カリウムは、ナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要で、日頃からむくみがちな方や血圧高めの方にも良いとされています。
【カリウムの含有量(mg/100g)】
・じゃがいも(蒸し)・・・330
・ほうれん草(茹で)・・・490
・にんじん(茹で)・・・240
・トマト(生)・・・210
・キャベツ(生)・・・200
ジャガイモはよく食卓で登場する野菜の中でもカリウムを豊富に含んだ野菜です。にんじんやトマトより多く、ほうれん草より少し少ないくらいの量のカリウムが含まれています。
【じゃがいもの栄養素】
食物繊維も豊富!
じゃがいもは、普段私たちが食べている白米よりも食物繊維が多く含まれています。何かと不足しがちな食物繊維ですが、身近にある野菜から簡単に摂ることができるんですね!
【食物繊維の総量(mg/100g)】
・じゃがいも(蒸し)・・・1.8
・精白米(うるち米)・・・0.3
他にも色々な栄養素があります!
上に挙げた栄養素以外にも、じゃがいもにはたくさんの栄養素が含まれています。
○ビタミンB1:疲労回復に貢献
○鉄:貧血予防に貢献
○マグネシウム:骨や歯の形成、代謝を助ける機能
体を健康に保つための栄養素が、じゃがいもにはたくさん含まれていることが分かります。じゃがいもは、美味しいだけでなく栄養満点の野菜なのです。
美味しく栄養を取るために! じゃがいもの選び方とは?
栄養が豊富に含まれている「じゃがいも」。せっかくだったら美味しく食べたいですよね。じゃがいもを選ぶときは以下のポイントを押さえておくと良いそうです。
・料理によって、使うじゃがいもの品種を選ぶ
・皮が薄くて表面がなめらか・皮にシワがないもの(皮がはがれやすいほど新しい)
・全体的に形がふっくらとしている
・大きすぎず中玉くらいでしっかりとした固さがある
・芽が出る直前のもの(でんぷんの糖化作用で一段と甘い)
アーニーカイロではご飯の代わりに【さつまいも】と【じゃがいも】を好みで食べてもらっています。
ご飯の代わりに最適な二つの食材。とくに、腸活にさつまいもが有効なんですね。しかし、毎食となるとあの美味しい【甘み】がきつくなって来ます。そこで、【じゃがいも】が役に立ちます。じゃがいもは、蒸して塩かけたら簡単に美味しくなりますよね。
ご飯の代わりに食物繊維の豊富な食材に切り替える
これを続けるのには、定期的に色々な食材を使いましょう!
大切な事は長く続ける事です。