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学校に行けなくなったので京都で修行することになった②
こちらの続き。
中学3年のときは生徒会長をしたり卓球部の部長をしたりと、周りが望む通りに振る舞わねばならない息苦しさを感じるようになっていた。
今思えば、見栄をはって弱い自分を隠していただけなのかもしれないけれど…
友人には「かいちょー」というあだ名が浸透し、自分が自分でないような気がして、いまいち楽しくない学校生活に変わってしまった。
1つ下の学年がヤンチャだったのもじわじわと精神を削る。
学校に行けなくなったので京都で修行することになった①
自分の中・高時代は、不登校との戦いであったと言っても過言ではない。
つまるところ、自分との戦いである。
不登校が始まったのは、中3の秋。
成績はそれなりに良かったのだけれど、「高校受験」という未知の存在がプレッシャーになり、春ごろから様子はおかしくなっていた。
勉強するため机に向かうも注意力散漫で抜毛したり。初めて同じクラスになった友人の言動にイラついて、給食の時間に思わずフォークで脅すような素