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ブラーマリー プラーナヤーマ

ヨガのアーサナ行法は生物、無生物の形態模写から入るものが多い。

形をシンクロさせることでその対象が持つ力を自分の内側からも引き出そうということだ。

呼吸法の中にも一つ、形態模写から入るものがある。

ブラーマリープラーナヤーマ。蜂の羽音の呼吸法。

ハミングをカラダに響かせる呼吸法だが、音域によって響きを感じるところが違う。

低音はお腹のほうに。高音は頭頂部に。

今日の朝、色んな虫の羽音を確認した。
心地よさを感じるもの、そうでないもの。

蚊の羽音は頭皮や耳に過刺激。

蝿の羽音はピッチの変化が大きくちょっとイライラを呼び起こす。

ブルーベリードームに集まる蜂の羽音を聞きにいく。

そして自分のブラーマリーの音域を蜂たちの放つ羽音の音域に合わせてみる。

頭蓋骨の内側を優しく振動させるような音。

終えたあとに外にでると耳の感度が変わっていた。

鳥の囀りや葉の掠れる音も普段よりも色彩豊かに響く。

どんなヨガの先生よりも本家の先生に教わったようなものだ。
違う種族の存在とは本当にありがたい。

呼吸法講座でブラーマリーを教える予定はあるけど彼らには絶対叶わない。

10分だけ蜂と音をシンクロさせておいで。。

それで済んじゃうことなんだよなあ。

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