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AIをつかって

自分が観たいものを自分で作るか、
自分が何を観るべきなのかを訊くか。


Illusion (現ILLGAMES?)

私もね、最初は人様が作った原作を楽しんだり、原作から産まれた同人関連を楽しんでいたものです。

ところが、いつからかIllusionというゲームメーカーの作品に出合いまして。
このメーカーの作品に触れることで私の創作活動は始まったのだと思います。それというのも、このメーカーが出す作品はどれもキャラクリエイトに凝っているのです。

ここでいうキャラクリエイトとは、ゲーム制作会社の社員が行う制作業務のことではありません。プレイヤーが自分好みのキャラを、ゲームの中で自分で作ることを指します。


私も自分好みの女性キャラを作っておりました。

腰のくびれはこれが良い。胸の大きさはこれが良い。などなど。

しかし、このゲームは操作可能なパラメーターの種類が極めて多く、例えば胸の形を決めるだけでも0~100まで1刻みで振れる形状パラメーターが20個くらいあったりします。

胸だけでこれですから、顔となるともはやパラメーターの数は100を下らないのではないでしょうか。それらパラメーターを選び、変えて、自分好みの女性を作成していくのです。


大変な作業でした。

私にとってかわいいとは何か、色っぽいとは何か。
これを問いながら作るのですが、これが大変。

「私の好みのタイプはこれだ!」と思っていたのですが、作り始めてみると、それほどはっきりとした像は無く。技術が未熟であるが故に思った通りに作れず。似たような顔や体を見続けることによる意味消失、いわゆるゲシュタルト崩壊と戦い。

ゲームを発売日に買ったのに、キャラクリエイトを終えるのに1週間とかかけたこともありました。

結果、私が辿り着いた結論は「私に好みのタイプというものは存在しない」なのですが、この話はまた別の機会に。


やがてダウンロードするようになりました。

いつしか、他人が作ったキャラをダウンロードできるようになりました。
私はいくつかをダウンロードし、自分ができる修正を加えアップロードする。すると、誰かがそれをダウンロードし、修正したり派生したりして研ぎ澄まされていった。


そういう創作活動がAIによって一般化するのかと

AIによって絵が描けるようになりました。
動画が作れるようになりました。
音楽が作れるようになりました。

これからは、ゲームが作れるようになるでしょう。
会社や組織も作れるようになるでしょう。
国家が作れるのかどうかはわかりません。
宗教は作れるでしょうね。

そういう創作活動が、私が体験したキャラクリエイトと同じ水準のものとしてこれからは動き出すのだろうなあと思います。


読んでくれてありがとうございます。

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