SAP領域に長けたメンバーがシステム導入から保守までをご支援する、ARKのITコンサルティング事業(前編)
こんにちは。ARK CONSULTING広報担当です。
本日は、ARKの根幹を支えるITコンサルティング事業について、特徴や強みをコンサルタントの山岡がお答えしていく形でご紹介していきます。
本日は前編です。
■大手コンサルの協業パートナーとして、プロジェクトに参画・牽引
広報担当(以下、広報):山岡さん、本日はよろしくお願いします。まずは、ITコンサルティング事業の業務内容について教えて頂けますか?
山岡:はい、よろしくお願いします。当社は大手コンサルティングファームの協業パートナーとしてSAPシステムの導入プロジェクトに参画し、システム導入に付随するコンサルティング業務全般を行っています。支援先のクライアントは、売上規模で年間1000億円以上の大手企業が多く、当社メンバーの役割は各々のスキルや経験によって、現場リーダーから担当者レベルまで様々に分かれています。
山岡:共通しているのは、システム導入プロジェクトの上流フェーズからお任せいただいていることです。在籍メンバーの70%ほどが大手コンサル企業出身者であるため、要件定義フェーズにおけるクライアントとのコミュニケーションから、システム本稼働に向けた作業までのトータルな対応が可能です。これが、他社にはない当社の強みであると自負しております。
広報:プロジェクトに対しては、どのような流れで参画していくのでしょうか?
山岡:流れとしては、案件単位で発生したプロジェクトメンバーの募集にコンサルタントとして参画をすることが一般的です。一方で、口コミからの直接指名や過去一緒に仕事をしていた方からの推薦を受けてプロジェクトに参画する場合もあります。プロジェクトの発注元からしても、全く知らない者を迎え入れるよりは、信頼できる方からの推薦や過去のコンサルティング実績を持つメンバーをプロジェクトに迎えた方が安心感が違います。ある程度のキャリアを積み重ねたコンサルタントほど、推薦や指名でのお声がけをきっかけに案件に参画するパターンが多い傾向にあると感じます。
■ システムに関する漠然とした困りごとの相談から、具体課題の可視化と解決に向けたアクションプランを導く
広報:組織としては小規模ながら、参画するプロジェクトは大手が中心というのが現状なのですね。協業でのプロジェクト以外にも、ARKとしてITコンサルティング業務を請け負うことはあるのでしょうか?
山岡:はい、数は少ないのですが、ARK主導で動いているプロジェクトも存在します。まだ詳しくはご紹介出来ないのですが、大規模案件ではなく、現在の弊社の企業規模に合わせてコンサルティングサービスを提供する形を取っています。
広報:大手と違い、きめ細やかに対応できることを魅力に感じてくださるお客様もいるかと思います。可能な範囲で具体的なお話頂くことは可能でしょうか?
山岡:そうですね。例えば、「自社システムに対して課題があると感じているが、どこから手をつけたら良いのかわからない」というお客様があったとして、クライアントからのヒアリング通じて具体的なシステム課題の可視化と、その解決に向けたアプローチ方法をご提案するケースがあります。将来的に中~大規模クラスでのシステム導入案件も対応したいと考えていますが、まずは、クライアント企業と共に互いに知恵を絞りながら、小規模プロジェクトの成功を積み重ねて信頼関係を築いていき、将来のより大きな案件に繋げていくことを目指しています。
■システム導入はあくまで手段。最終目的は「現場の業務をどのように改善していくか」
広報:これまで参画してきたプロジェクトを通じて、お客様へどんな価値を提供をできたとお感じでしょうか?
山岡:お客様によってプロジェクトで達成したい目的は様々なので、一概には言えませんが、よくある話としては、「業務をシステム化するために色々な機能を盛り込みたい」というご相談をよく受けます。しかし、実際に業務要件として追加機能を盛り込んでいくと開発コストがかかる上に、かえってシステムが複雑になり、運用が困難になることが多いです。期間と予算の制約のあるプロジェクトの中で、「クライアントのシステム化要望に対する最適解を効率的に導き出し、かつ、クライアントが求めている期待を超えていくこと」が、提供してきた価値の一つにあたると考えます。
広報:山岡さんありがとうございました。この記事は、ARKのITコンサルティング事業(後編)に続きます。