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結局、腸が9割

「結局、腸が9割」
名医が教える「腸」最強の健康法(川本徹著)

・体にいいものとは

1.全身の健康に欠かせないビタミン類
2.ウイルスや菌をやっつける免疫物質
3.心を明るくするホルモン

最近の医学の進歩で、腸の役割が多岐にわたることが判明。

・腸は体全体の健康の要所

数ある健康法の中でも『腸を整える』ことが最も重要。なぜなら、腸が体全体の健康の要所。

特に、ウイルスや細菌などの「体に悪いもの」を体に入れないようにする防衛ラインが「腸」。このラインが突破されると、血液を通じて全身に「体に悪いもの」が運ばれてしまう。

・腸が原因となる病気・症状は多い

うつ、認知症、感染症、アレルギー、花粉症、肥満、糖尿病、高血圧、動脈硬化、肌あれ、疲労、むくみ、不眠、腰痛、体臭、小腸炎、大腸炎、大腸がん、便秘、下痢

『全身の健康の9割は腸と関係している』と言っても、言い過ぎではない。長生きの秘訣は、腸にある。

・どうすれば腸が元気になるか

ヨーグルト、納豆は思っているほど意味がない。なぜなら、ヨーグルトの菌のほとんどが胃酸で死んでしまう。納豆の菌は生きて腸まで届きますが、その後、私たちの腸で善玉菌として活躍してくれるのかというと残念ながらそうではない。どちらの菌も、1~2日で便として排出されてしまう。(菌の死骸が善玉菌のエサになるので、まったく無意味ではない)

・食物繊維と動きがいい腸

大事なことは、食物繊維を摂ることと、動きがいい腸にすること。

腸がよく動けば、腸粘膜からムチンという液体が出て善玉菌が増えるので、腸内環境が良好になる。日本人の腸活で「動きのいい腸を作る」ことは意外に見落とされてきた点。