動いて、止まる、の繰り返し
私は最近、ものすごく動いています。
動いているっていうのは、人に会うことが多かったり、自分が行きたいと思う場所に行ったりすることです。
思いついたこと、やってみたいことを、すぐやってみるという感じです。
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でも実は私はずっと動き続けているわけでもありません。
私は動いた後、よく止まるんです。
動いている間はたくさんのことを吸収する時期で、その間はとにかく自分の容量がいっぱいになるまで動き続けます。
そして容量がいっぱいになると立ち止まって、自分が吸収してきたことを取り出して、考えるんです。
この考える時間が、私の言う「止まっている時間」です。
止まっている時間は、もう一人の自分と話す時間で。
その期間には自分が見て聞いたものを咀嚼して、「自分はどう思うのか」といったことを考えています。
そうすることで、自分が吸収してきたものが、本当に自分のものになる気がするんです。
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こうやって私は動いては止まることを繰り返しています。
どちらも私にとっては必要で、このリズムがあるからこそ、自分がきちんとつくられている感覚がします。
動いて止まることの繰り返しは、自分を創作する作業みたいでとても面白いなぁと私自身も思っています。
もちろん動きながら考えることもできますが、私にはたっぷり動く時間と、たっぷり止まる時間が必要なんです。
動いている時は、色んなところに行って、色んな人に会って、それが楽しくて仕方なくて動くことだけに集中しています。
止まっている時には、できるだけ自分だけの時間を確保して、静かに吸収したことをアウトプットします。
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動いて、止まる、の繰り返し。
「止まることは必要なの?」と思われるかもしれません。
でも私は止まる時こそ、一番自分が一回り大きくなっている気がします。
そして止まったからこそ、また動くことができる。
人それぞれのリズムがあるのだから、私は動いて止まることの繰り返しを大切にしていいんだって思っています。
こうやって、なりたい自分になっていくんだ。