やっぱり紙の本が好き
こんにちは!
ワーキングホリデーから帰国しておよそ3週間、段々と日本の生活にも馴染んできました。
オーストラリアへのワーキングホリデーをきっかけに始めたこのnoteですが、帰国して日が経ってきたので、自分の考えを書き留める場に移行していこうと思います。
海外から帰国して、懐かしく感じたものの一つに「日本語の紙の本」があります。海外で日本語の本を読むときは専らKindleで読んでいましたが、操作性が気になってしまいどうも遠ざかりがちでした。
読書に夢中になる時期と全く読まない時期があるため、平均するとあまり本をたくさん読むわけではありませんが、図書館や本屋さんに行くのは好きです。もはや本ではなく、本のタイトルを見に行くことが趣味なんじゃないかと言いたくなるくらいに。
オーストラリアでもよく図書館に行きました。オーストラリアは電子書籍がかなり普及しており、本屋さんが急速に減っている、と聞きました。事実、私の住んでいたエリアには本屋さんはなく、スーパーの上の階に図書館があるだけでした。電車で数駅行くと本屋さんがありますが、10人も入れないような小規模のお店ばかりです。
また、私にはまだまだ洋書のハードルが高く、文章の多くないレシピ本や児童書を中心に借りていましたが、パラパラと見るだけで返却することばかりが続いていました。
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日本に帰り、あるショッピングセンターの本屋さんに入った時、自分の心が懐かしさを感じている事に気が付きました。
ジャンルごとにきれいに並べられた本、手に取る人に興味を持ってもらえるよう工夫を凝らした表紙、ポップに溢れた平積みの本たち、そしてなにより紙の中にあふれる日本語。日本に住んでいるとあたりまえになってしまって見落としていましたが、これら一つ一つも日本文化だ、と感じました。
まさかこんなところで懐かしさを感じるとは思いませんでした。急に本が読みたくなり、就職活動やTOEIC、ILETSの勉強の合間を縫って読んでいます。
紙をめくる感覚、気になった時に簡単に戻り読みができる感覚、何時間もスマートフォン、パソコンを使っている環境から離れられる喜び。環境問題が叫ばれ、デジタルのニーズが高まって紙の書籍が減少する中、電子書籍に移行したほうが良いのはわかっているのですが、それでもやっぱり紙が好き。そんなささいなことに気づいた話でした。
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