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本棚:『そして、バトンは渡された』

本屋大賞受賞作なので、ご存知の方も多いのでしょう。当時、気になっていたものの、話題作だけあって、図書館では予約者数がいっぱい…。うーん、もう少し落ち着いてからにしよう…とそのままになっていました。先日、同僚との会話の中で出てきて(同僚は映画を観たことがあるそう)、そういえばそろそろ借りれるかも?とその直後の週末に図書館で探してみれば、ありました!
映画でのキャストは気になるものの、先入観なしで読みたい!と読み終えてから、キャストを確認。ほぉ~っと納得するとともに、映画と原作はちょっと違うのね、二度おいしいわけね、と知りました。
合唱祭の伴奏の練習に父親が歌うってすごいなぁと思うとともに(そんな森宮さんが素敵)、森宮さんが高校の合唱祭で歌った曲を調べて弾く優子も素敵。ピアノ教室をやめる前、今年はこの曲がいいかな~と思っていたのが、ちょうど中島みゆきの「糸」だったので、ピアノ続けていればよかったかな…とちょっと思いました。あと、早瀬君の大地讃頌は聴いてみたい!
優子は本当にいい子だなぁと思うけれど、ちょっと高校生にしては冷静というか大人すぎるというか、そんなふうに思っていたけれど、早瀬君に出会えて、そこは気持ちがストレートで良かったなぁ。そして、早瀬君が森宮さんに似てるって気付くの遅いよ。


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