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本棚:『銀河の図書室』

「図書ノ / 教室ニ / 居リマス イーハトー部」の看板を見て、ピンと来る方もいるでしょうか。宮沢賢治の作品を読んだり、作家自身を研究したりする同好会。舞台は南関東の海の近くにある高校。『図書室のはこぶね』と同じ野亜高校の図書室が舞台となっています。前作の記憶はおぼろげなので、再読したいと思いました。

名取佐和子さんの作品との出会いは「金曜日の本屋さん」シリーズ。本は好きなのですが、学生時代の国語の成績はさんざんでして…。自分の好き勝手に解釈しちゃうから、ダメなんだよなぁと思っていました。でも、自分の好きなように読んでいいんだ!と思えるようになったのは、「金曜日の本屋さん」のおかげです。「金曜日の本屋さん」でも実在の本が出てきますが、自分の知っている本ならば嬉しくなり、知らない本ならば、読んでみたくなり。あぁ、久々に「金曜日の本屋さん」も読んでみたくなりました。

今回は宮沢賢治を愛するイーハトー部ですから、賢治の作品やエピソードがたくさんあって、宮沢賢治記念館にも行ってみたくなりました。
小学校の頃は、図書委員をやったことがあるし、中学の頃は、放課後によく行ったし、馴染みのある場所でしたが、高校の頃はさっぱりで…。高校の頃、図書室をあまり利用しなかったこと、今でも後悔しています。


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