本棚:『書店ガール5』
取手駅の改札の中にある書店の店長となった彩加。ここで求められるのはスピード。前にいた吉祥寺店のような、お客様との会話はほとんどなく、売れる本も違っていて…。
実はいまだにライトノベルの定義がよくわからないのですが、例えば図書館では若者向けの本棚があって、そこには自分がもう若者ではない頃に読んだ本も含まれていて「これって若者向けなのか」と思ったり。
私が読書をするようになったきっかけは2つあって、1つは小学生の頃。小4のときの担任が、朝よく本を読んでくれたから。そしてもう1つは中学の時に、母が、同僚の娘さんがかつて読んでいたというコバルト文庫を大量にもらってきたこと。コバルト文庫もいろいろだと思いますが、内容は少女漫画と変わらないものも多いと思うけれど、それでも本に触れるきっかけにはなりました。ちなみに「なんて素敵にジャパネスク」シリーズは全巻そろえて、いまだに手放せません。というのも今とはイラストが違うから。時代によってイラストも変わっていくのだと思いますが、私にとってのジャパネスクのイラストはこっち!でして。
本書にもありますが、表紙のイラストに惹かれて手に取るというのはわかるなぁと。でもイラストで分かりやすそう!と思って借りた参考書が、中身は全然やさしくなくて、固めの文章で「騙された!」と思ったことも多々ありますが。