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本棚:『脳に悪い7つの習慣』

本書を知ったのは『書店ガール7』でして、ビブリオバトルの中で出てきて、ちょっと気になっていました。気になっていたからか、図書館で本書が目に入ったとき「これか!」と。
脳に悪い習慣とは、裏表紙にも書いてあるのですが、①「興味がない」と物事を避けることが多い、②「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、③言われたことをコツコツやる、④常に効率を考えている、⑤やりたくないのに、我慢して勉強する、⑥スポーツや絵などの趣味がない、⑦めったに人をほめない、とのこと。
振り返ってみれば、自分の好きなことをやっている時間、好きな人と過ごす時間は疲れないですし、面白いと思った話はよく覚えています。一方、だいたいできたかな…と気を抜いたところで、詰めが甘く、ということもあるし、経験的にあてはまることが多々ありますが、それを脳の働きと合わせて知っているのと知らないのとでは違うのでしょう。
脳神経細胞が持つ本能は「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つだそうで、脳が本来求めている生き方とは「違いを認めて、共に生きる」ことだそうです。本書は2009年発行なので、もう10年以上前になりますが、最近よく聞く「多様性」のキーワードは、脳が本来求めている生き方でもあったのか!と、少し感動しました。
脳に悪い習慣は、①から順番にやめていくのがよいそうで、まずは①から意識していこうと思います。


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