本棚:『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』
青森県南の太平洋側地域に伝わる刺し子の南部菱刺し。豊川より子先生の自宅の敷地内にある菱刺し工房は誰でも出入り自由。数えて刺す、その単純明快な作業に没頭すると、ざわざわした心も落ちついてきて…。途中に挿入される、より子先生の若かりし頃のお話も素敵です。
菱刺しというものを知りませんでしたが、黙々と没頭できる何かがあるといいなと思いました。以前、知り合いの方から切り絵をやっていると聞いて、いいなぁ~と思ったものの、そのままで、行動に移せず。一時期、ビーズアクセサリーいいなと思ってキットを買ってやったりしましたが、作ったものを使う機会があまりなく、かといって人にあげられるほどの出来ではなくて。作るのは楽しいけれど、はて、作ったものはどうしよう?となりまして。切り絵なら場所を取らないからいいなぁと思ったのですが、刺し子もハンカチとか服とかにちょこっとできたらいいかもなぁと思いました。
母方の祖父が仕立て屋さんだったので、祖父の家には足踏みミシンがあったなぁと懐かしくなりました。リカちゃん人形の服も作ってもらったことあったっけ。
ミシンどころかアイロンさえも持っていない私。ボタンが取れかかった時と古くなったタオルを雑巾にする時ぐらいしか、糸と針を使わないですが、自分で小物を作ったり、リメイク出来たらいいよな~ということはよく思います。