依存症
依存症は完治しない。
心療内科で言われた言葉です。
依存症は脳の病気のため、一度なったら、症状を抑制することはできても治ることはないので、依存対象に触れた時に、また同じ衝動が湧き上がると。
私は絶望しました。
ずっとこの苦しみを抱えて生きていかなければいけないのだと。
そして、恐らくこの依存症の原因となった、幼少期の家庭環境を悲観し、母親を恨みました。
不安障害は薬と環境を変えることで治ったけれど、依存症はこのまま治らないんだ。
私は一生、恋愛をするたびに苦しくなるんだ。
共依存症は、恋愛をしているとき以外は虚無の感覚になります。
仕事中も友達と遊んでいる時も、常に彼のことしか頭にありません。
そして、彼と別れても、次の人が現れるまでは彼のことを考え続けます。
ただ依存対象が変わるだけです。
私は、依存症の本を読んだり、精神疾患の本を読んで勉強しました。
どうにかこの苦しみから脱出したいと。
恋愛中は、泳げないのに、水の中に落とされた時と同じ感覚です。
もがけばもがくほど、体力だけ奪われ底まで落ちていく。。。
10代の頃からその繰り返しで、
私は一生幸せになれないのだと思っていました。
依存先を分散させた方が良いとアドバイスをもらったことがありましたが、
男への依存は男でしか埋められませんでした。
そんな生活だと、冷静な判断力を失い、
何よりも彼を優先してしまいます。
優先順位は彼が1番で、他のことは後回しにして犠牲にしてしまっていました。
ですが、その彼に冷めた時には、
なぜあんなに夢中になって自分を犠牲にしていたんだろうと冷静に客観視できます。
その、「冷静に客観視」できる状態で
恋愛ができれば良いのに。
ずっとそう思っていました。
だから、今私ができる対処法としては、
まず付き合う前に、相手を見極めること。
依存してからでは離れられないので、
この人は好きになっても大丈夫な相手かどうか、
彼をしっかりと見極めます。
そして、安全だと分かってから、
お付き合いをします。
そして、物理的に会えない時間を作ります。
仕事や友達との遊びを入れるのです。
彼の帰りを1人で家で待っている時間は、
苦しくて仕方ありません。
だから、仕事も友達の予定も入れ、
物理的に彼から離れる時間を作るようにしています。
私は生まれて28年間、安心できる幸せな恋を未だに経験したことがありません。
毎回、不安や苦しみが付き纏ってきます。
でも、
「幸せにしよう」
「大事にしよう」
心から思ってくれる男性もこの世には必ずいます。
ですから、その相手を見極めることが、依存症の自分にとって、1番の最善策なのです。
そして、離れたいのにどうしても辛くて離れられない場合には、物理的に離れるのがおすすめです。
連絡先を全て消し、二度と連絡できない状態にすることです。
そうすると、彼に会いたい連絡したいという、禁断症状が出てきても、連絡手段も会う方法もないのでオススメです。笑
人の習慣は3週間で出来上がるため、
3週間耐えれば、彼のいない生活になれます。
絶対に大丈夫です。