何もかもうまくいかない⑤【独り言】
こんにちは。『えり』です。
長らく連載しているこのシリーズ。
前回の記事はこちらです。
前回は"うつと研究室"について、
そして、今回は。
"うつと就活"についてのお話をいたします。
前に述べたように、うつ状態のなか研究室は半分不登校、そんな大学院生活をしていた。
大学院に進んでからやらねばならないことは、
残念ながら研究と論文作成のみではなかった。
新卒として就職活動を行う必要があったのだ。
まぁ、当たり前のお話だ。
タイミングが大学4回生になるか、大学院修士2年になるかの違いなだけ。
私は、研究室には思うようにいけていなかったが、とにかく就活は頑張ろうと息巻いた。
ただ、結論から申し上げる。
エントリーしたすべての企業で内定をもらえなかった。
何回「お祈り」をされただろうか。
数えきれないほどだ。
そんな私は、体調のことや就活のことを考慮して、自ら留年を選んだ。
修士3年目を送ることにしたのだ。
では2年目の就活、うまく行ったかというと。
相変わらず内定がもらえなかった。
本当にまずい、そんな具合に。
でもとにかくとにかくエントリーしまくって、
やっとのこと内定をいただけたのが前職の会社。
私は2年間で何社に嫌われたのだろう。
100社、、、なきにしもである。
なんでこんなに内定が取れなかったのか。
理由は考えたら何個か思いつく。
自己流で進めたこと
やりたいことが定まっていなかったこと
嘘をつくのが下手なこと
鬱で不安定だったこと
たぶん、このあたりだろうか。
何より自己流で、自分を信じて突っ走ったのは、新卒の就活には向いていなかったみたいだ。
私はロボットみたいに作られた学生にはなりたくなくて、ありのままで就活に臨んだ。
その結果、ボロも全部表面に出た。
何がしたいのかわからないよーとか、
そもそも精神不安定だよーとか、
もしかしたら伝わってしまったのかもしれない。
それでもロボットにだけはなりなくなかった。
バカだね、変なところ頑固。
まぁつまり、私はこれまで内定というものを1社からしかもらったことがない。
それは新卒の就活だから、転職とはまた違うかもしれないが、現状事実としてはこうだ。
そんな私、近々就職活動をしようとしている。
当たり前に不安だ。
だって、あんなに祈られた経験がまだ脳裏に焼き付いているんだから。
次はエージェントさんを頼ってみようかなとか考えてはいるものの。
不安。不安。不安。
研究室もトラウマだったけど、
正直就活というものはもっとトラウマだ。
この先うまく行くこと、
ただただお祈りするしかない。
ありのままの『えり』より。