数学は暗記教科?!〜父ちゃん家庭教師13〜
数学は暗記教科なのか?!これを読めば、この真意がわかるって話。
この記事を音声化しました ↓
長男の数学の勉強を見ながら、、、
小学校では算数、中学校では数学。
違いって何?
って思ったことない。
違いは、、、
算数が具体的な事象で考えるのに対し、
数学はより抽象的になる教科
だったと思う(記憶曖昧)。
『うちの子、頭がよくなってます、先生!』
って親が言ってくるのって、
大概「算数で良い点取るようになっている」こと
なんですよね。
国語や社会が伸びるより、
算数で力がつく方が賢くなっているように感じるみたい。
おうちの人も算数や数学が苦手だった
って人多いかもね。
さて、題名「数学は暗記教科」って聞くけど、
どうなんだろう。
長男の数学を見るようになってから
このことについて再度、考えるようになった。
僕が今、父ちゃん家庭教師で出している記事は、
繰り返しさせる方法だから「暗記」と思っている方も
いるかもしれない。↓
さて、数学はどうなのだろうか?
僕は半分暗記で、半分そうではない
と思っている。
数学での暗記って「定義や用語の意味」など
覚えていないとできない。
これ結構重要。
その点については絶対に暗記だよね。
解く方はどうかというと、これも「暗記」。
ん〜暗記と言っても良いと思う。
何を覚えるのかというと
「原理や原則」だと思う。
僕は小学校の算数を教える時、
例えば、「わり算の筆算」という単元なら、
どの考え方(原理、原則)がこの単元を貫くのか
って教科書を見るの。
このことが分かれば、あとは覚えなくてもいいって。
その原則を見つけることを「基本型」とも言う。
基本型をシンプルにし、ぱっと見て分かりやすくして、
この原則を使って何度も繰り返し問題を解く。
これが覚えられれば(暗記)、どの問題にも対応できる。
算数が苦手な子でも繰り返しているうちに
暗記し使えるようになり、その原理をなんとなくでも理解できる。
使いこなせて、「なんとなく理解できれば」良い。
『え?なんとなく理解すれば良いの?』
って聞こえてきそうだけど、
多くの大人も同じである。
まずは「できる」こと。
次に「わかる」こと。
逆にすると、「算数、意味わかんない⤵︎苦手〜(ぴえん)」ってなる。
「できる」けど、「わかってないこと」って結構あると思うよ。
例えば、円の面積の求め方。
これは結構の方が聞くと
『あ〜』って記憶を呼び起こすことができる。
そう、
「半径×半径×3.14」ね。
じゃあ、どうしてこの公式になるの?
って聞かれたら、ほとんどの人が答えられないと思う(答えられた方、すみません)
こんなことって、世の中にいっぱいあるよ。
テレビのリモコンを押すと、どうしてテレビがつくの?
テレビをつけることは「できる」けど、
どうしてそうなるかって仕組みを「わかっている」人は少ない。
さて、かなり脱線してしまった。
数学は用語、定義を暗記し、解き方の原理・原則を暗記する
必要がある。
例えば、これ「式の展開」
この問題を解いている時、長男が
『乗法公式を忘れたからできない』
と言い出した。
この時に父ちゃん家庭教師でも
原則(基本型)を教えなくてはいけない
と思ったのです。
公式を全部暗記しようとするから
数学が伸びないのです。
公式が重要ではない。原理・原則(基本型)が重要だ!
っていうことです。
写真の中で一番重要な原則は、、、
一番上のもの。
この図では分かりにくい子がいるから、苦手な長男には指で押さえて教えた。
まずは、「b」を指で隠す。
a ( c + d )と同じになる。
よって、「 ac + ad 」となる。
次、「 a 」を隠す。
b ( c + d ) と同じ。
とやっていくと、ac+ad+bc+bd となる。
つまり、この文字も暗記する必要はありません。
やり方や順序を暗記するのです。
だから繰り返し、練習する必要があるんです。
この原則を覚えれば、展開の問題は全部できるんです。
つまりこれが「基本型」になる。
つまり下の「乗法公式」なんて覚えなくていい。
4つあるように思うけど、全部一緒。
時間はかかるけど、原則通りにやれば、全てできる。
ここの公式なんて覚える必要はない。
脳を別のものに使った方がいい。
どうせ、やっていくうちに公式のような法則に気づく。
乗法公式の2つ目の「・」の
(x+a)2も
2乗が(x+a)(x+a)という意味
ということが分かれば、あとは基本型通り。
長くなっちゃったので、続きは次の記事で!
もっと具体的に事例を出していきますね。
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