AI妻 vs. VTuber:2024年夏アニメの異色対決
今回は2024年夏アニメ(7月放送開始アニメ)を2つ取り上げます。
私には正反対に見えるアニメです。
1つ目は「僕の妻は感情がない」
2つ目は「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」です。
・正反対のアニメ 「僕の妻は感情がない」と「vtuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」
「僕の妻は感情がない」は大多数の人たちが理解しやすいアニメだと思います。
「僕の妻は感情がない」にはAI家事ロボットが出てきます。
2024年、ChatGPTが多くの人たちにグングン迫っています。
だから「僕の妻は感情がない」はほとんどの人が理解できるアニメです。
「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」はタイトルの通りVTuberのお話。
YouTubeではVTuberが大人気です。
とは言えVTuberのことをちゃんと知っている人は少数派。
だから「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」は誰でも理解できるお話ではないと思います。
大多数がわかるストーリー=「僕の妻は感情がない」
少数しかわからないストーリー=「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」
この2つのアニメは正反対の路線です。
まずはAI家事ロボットが登場する「僕の妻は感情がない」の話をしましょう。
・ChatGPT時代のAIアニメ「僕の妻は感情がない」
アニメ「僕の妻は感情がない」の説明です。
アニメの説明だとミーナちゃんを家事ロボット(家電)と言っています。
家電と言うよりも正確には「AI搭載の家事ロボット」だと思います。
アニメタイトルも「感情がない」ですし、公式サイトにも「感情がないはず」となっています。
よって「AIに感情はあるのか?」が大きなテーマになっていく予感がします。
(現段階でまだアニメは第3話までしか放送されていません。だから今後の内容は断定できません)
・美人AI家事ロボットに恋をする男はキモいのか?
男性・タクマはAI家事ロボット・ミーナを人間扱いしています。
たとえば第2話。
「美人AI家事ロボットと手をつなぐ」「美人AI家事ロボットと結婚指輪を交換する」シーンが出てきます。
2024年現在だと「気持ちが悪い」と感じる人も多いかもしれません。
ただしアニメの世界だと周りの人たちは「えー!気持ちぃぃぃ!」という感じでもありません。
タクマの男性上司は「タクマくんとミーナちゃんの関係」を肯定的に捉えているようでした。
アニメではなく現実世界の2024年。
やっとAI時代に突入した感じです。
ChatGPTがやってきた!みんな逃げられない!
「AIに感情はあるのか?」が多くの人にとって切実になってくるのはこれからだと思います。
・感情がないはずのAIに対して人間はどのような感情を持つようになっていくのか?
先ほどはアニメ第2話の話をしました。
引き続きアニメ第3話の話をします。
第3話のサブタイトルは「妻が妹と出会いました」
タイトルの通りタクマの妹・あかりが登場。
タクマとAI家事ロボット・ミーナが住んでいるアパートにあかりが来ることに。
タクマは妹が来ている間、ミーナを押し入れに入れようとします。
しかし思い直してミーナを押し入れに入れるのをやめます。
「ミーナがかわいそう」だとタクマは判断。
しかし・・・そもそもAIに感情はあるのか?
ミーナちゃんも妹との会話で「好きという事がよく分かりません」と言っています。
ミーナちゃんには感情がないように見えます。
タクマくんは「ミーナちゃんに感情がある」ことを前提にしている感じです。
しかし人間がみんなタクマくんのようにミーナちゃんをみなしているわけではありません。
前の所有者はミーナちゃんをリサイクルショップに売り払います。
体が機械のよう
表情に乏しい
人間らしい振る舞いができない
これらが納得できずミーナちゃんをリサイクルショップに売り払い、スーパーミーナを買ったとか。
前の所有者はAI家事ロボット・ミーナちゃんに感情らしきものを感じ取ることができませんでした。
もっと人間らしさを求めたのです。
人間らしさには感情を持っているように見えることを含みます。
「AIをどのくらい人間らしく感じるのか」もその人によって違う。
アニメではないリアル世界では人間たちが「AIに対してどのような感情をもつのか」についてまだ固まっていない時期です。
AさんもBさんもCさんもみんなその人なりの「AIに対してどのような感情をもつのか」が固まっていない。
「AIに対してどのような感情をもつのか」は人それぞれです。
しかし「人それぞれ」がまだ固まってない。
ChatGPTでようやく一般人にも人工知能(AI)がリアルに迫って来てます。
アニメ「僕の妻は感情がない」の放送時期はChatGPTが迫ってきたこの時期にピッタリだと思います。
なにしろ私ですらChatGPTを使っています。
私はガチクソITオンチです。
その私ですらChatGPTを使う時代です。
とは言ってもChatGPT-4oくんにnote記事のまとめ箇条書きを作ってもらっているくらい・・・本当にちょこっと活用しているだけですが。
たとえば1つ前のnote記事でもChatGPT-4oに作ってもらったまとめ箇条書きを載せています。
次はアニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」についてです。
・「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」はマニアック
ChatGPTなどのAIはどんどん我々に迫ってきています。
でもVTuberは我々のほとんどの人に迫ってきてません。
YouTube界ではVTuberはすごく流行っています。
しかし日本全体ではVTuberばかりを観まくっているのは少数派でしょう。
VTuber最大手事務所で挙げられるのはホロライブ。
2番手に挙げられることが多いのはにじさんじ。
「ホロライブとにじさんじに所属するVTuberをそれぞれ5人ずつ挙げてください」と言われてパッとすぐに答えられる人はかなり少ないと思います。
AKB48の全盛期に「現在AKB48に所属するアイドルを10人挙げてください」と質問されてもほとんどの一般人は答えられなかった。
これと似ています。
今のAKB48は・・・どれくらいの人が現役メンバーのことを知っているのでしょうか?
AKBファンの方には申し訳ないですが「AKB、詰んじゃった」感じがします。
AKBみたいに詰んじゃったわけではありませんが「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」と言われても・・・・
伝説になるもなにもVTuberことなんて詳しく知らない・・・こんな人が多数派です。
・わかる人にはわかるネタが満載でニコニコ動画で楽しんでほしかった(はず)
公式サイト書いてあるアニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」の説明は次の通りです。
大多数の一般人に対して理解してもらうことを捨てています。
最初からこのアニメは少数にウケることを狙っているのでしょう。
私はVTuberファンではありません。
だからアニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」で見逃しているネタがたくさんあると思います。
アニメ化する時も「わかる人が分かればよい」という感じだったと思います。
むしろ「少数のわかる人たちに楽しんでもらおう」と振り切ってアニメ化したと思います。
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」はニコニコ動画でも楽しんでほしかったのだと思います。
原作はKADOKAWAのファンタジア文庫です。
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」の制作委員会にもKADOKAWAが入っています。
しかしKADOKAWA関連サイトが総攻撃を受けてニコニコ動画が死んじゃいました。
まさかの想定外で、残念極まりない。
・わかる人にはわかる? CV佐倉綾音と月ノ美兎大好きの佐倉綾音
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」のオープニングテーマは「バーチャル・ショータイム!
「歌 心音淡雪(CV:佐倉綾音)&シュワちゃん(CV:佐倉綾音)」との表記が。
結局は佐倉綾音さんじゃないかーい!
この表記も受けを狙ったネタでしょう。
CVとはキャラクターボイスのこと。
アニメで声を担当しています、と。
声優の佐倉綾音さんが主人公Vtuberの声を担当して言います。
アニメではなく現実世界の佐倉綾音さんはVTuber月ノ美兎さんの雑談配信が大好きなのだそうです。
声優ファン・VTuberファンではない人たちはほとんど知らないでしょうね。
一般的にはマニアックな話。
もしかしたらアニメで月ノ美兎さんらしきVTuberが登場するのでしょうか?
・VTuberをわからない人もわかる(であろう)ネタ
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」はVtuberファンしかわからない話がたくさんありそうです。
しかしVTuberファン以外でもわかる話題もちゃんとあります。
たとえばアニメではマシュマロ読みをしているシーンがありました。
マシュマロ読みはVTuberだけではなく、YouTuberでもやっている方がいます。
だから私にもマシュマロ読みはわかります。
アニメには「コラボ配信」のシーンもありました。
コラボ配信もVTuberだけはなくYouTuberもかなりやっている企画です。
VTuberファンでなくてもわかる人が多いでしょう。
配信切り忘れて伝説になった配信が切り抜き動画にされているシーンもありました。
切り抜き動画もVTuberだけではないですよね。
むしろ切り抜き動画はVTuberではなくひろゆきさんから広まっていきました。
アニメではなく現実世界では「YouTubeが切り抜き動画の収益化を禁止した」と大騒ぎなっています。
YouTube側はひどい切り抜き動画が多すぎて見過ごすことができなかったようです。
そのくらい切り抜き動画はVTuber界だけではなくYouTube全体で有名。
・今回のおすすめ(amazonアソシエイト) ガチゼロならぬストゼロ
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」ではガチゼロというお酒が出てきます。
主人公の心音淡雪ちゃんがぐびぐびぐびーとおいしそうにガチゼロを飲んでいます。
ガチゼロを飲むシーンから「シュワちゃん」とあだ名がついてしまうくらい心音淡雪ちゃんはガチゼロ命。
アニメ「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」に出てくるガチゼロ、これってどう考えてもストロングゼロですよね。
ストロングゼロの略称がストゼロ。
そして両方とも爽快レモン感がハンパないですし。
心音淡雪ちゃんがすごくおいしそうにガチゼロを飲んでいるとこっちもストゼロを飲みたくなってきてしまいます。
お酒など飲み物を買うのにamazonは便利ですよね。
重いのを運んできてくれますから。
特に大量に買うときは、段ボールになっちゃいますし。
クソ重い段ボールを運んで腰を痛めたら損です。
ここは素直にネットで購入しちゃいましょう。
ところでストゼロはレモンだけはないようです。
梨バージョンもあります。
梨バージョンを飲んだことがない方はぜひ。
お酒が飲めない方もいると思います。
お酒が飲めない方は心音淡雪ちゃんがお酒を飲んでいる姿を堪能しましょう。
ぜひぜひ。
今回のnote記事は以上です。
アニメのことを書くのは約2か月ぶりです。
だいぶ期間が空いてしまいました。
アニメに関する無料マガジンをnoteに作っているのに・・・サボっちゃいけませんね。
私「ありのこ」がnote以外で行っている情報発信の一覧を作りました。
SNS・音声配信・ほかのブログを載せています。
興味があればぜひご覧ください。