一歩差がつく絶対知っとくべきGoogle Analytics等の計測の知識 その1
すみません。九州出張で更新をサボりました。。。
来ました。私が勝手にお送りする一歩差がつく絶対知っとくべきシリーズ
今回はGoogle AnalyticsやAdobe Analyticsにおける計測についてである。
ずばりWebビーコン方式という計測方式である。これを理解するとWebアクセスツールの6割は理解できる。
ひいてはサービスのアクセスを色々な観点で自分の好きなように知りたい分析することができるのでメリットが非常に大きい。
よって、なるべく分かりやすく解説したいと思う。
※分からなければ補足するのでコメントください。
だからこそ、この手のツールは操作ができる、数字がみれるだけでは
まったく使いこなしているとは言えない。
それほどまでにこの計測を知ることが重要になってくる。
まずは、Webページがあなたのスマホで見れるまでどのように行われるか知っているだろうか?
1、Webページへのリクエストとレスポンス
要はこのページ見たいよ!ってことである。それがURLを打ち込むということでそのリクエストが行われる。
イメージ図は以下のようになる。
クソ当たり前なのだが、この後が重要になってくる。
2、計測サーバーへの送付
HTMLでWebページが作られていることはご認識の通りなのだが、そのHTMLの中にJavascriptが入っていて、それがアクセスツールの計測をしている。
それがいわゆるタグだ。
タグって言葉は良く皆さん聞くことだろうと思う。
重要なのはこのタグがページを開いた時に読み込まれて動くという点だ。
タグは以下のような構成になっている。
これがHTMLと一緒に書かれており、Google Analyticsの計測サーバーへ
ページ遷移するたびに情報が送られる。
図にするとこんな感じだ。
そう。Google Analyticsの基本的な計測は上記したリクエストとレスポンスによって実現されるページアクセスの度に実施される。
この部分が実は非常に重要となる。
※クリック計測もあるけどややこしくなるので一旦説明除外
なぜならGoogle Analyticsは計測を追加することができるからだ。
例えば購入完了ページでは、商品IDと購入金額を飛ばしたり、各ページで会員IDをタグの情報に含めたりすることができるからだ。
このページアクセス単位に何の情報を盛り込むかがタグの設計であり、Webサービスで欲しい情報を計測するための非常に重要なポイントになるからだ。
3、Google Analyticsを見るとき
必要なのはページアクセス単位の計測の部分なのだが、一応私たちが普段見ているGoogle Analyticsはどうやって表示されているのか。
こちらについても説明しておく。
それはGoogle Analyticsの計測サーバーにアクセスしてデータを見ていることになる。
もう少し具体的に言うと例えばあなたがゲーム攻略サイトAを運営していてGoogle Analyticsを使っているとしよう。
そのGoogle Analyticsを見ているときはサイトAの情報が表示されているが、サイトAには一切アクセスせず、サイトAからの情報が飛ばされたGoogle Analyticsの計測サーバーの情報を見ていることになる。
4、PV、セッション、ユーザーについて
上記の計測の仕組みを踏まえたうえでこちらの3大指標を知れば、あなたはもうGoogle Analyticsをほぼ網羅したと言っても過言ではない。
だけど長くなってきたので、また今度改めて書きたいと思う。