転職で最も大事なのは適性だという話
前回は転職時の失敗について書いた。今回は転職する上で成功だったなと思う点について書いていこうと思う。
見ていない人は前半も見ていただけると嬉しい。
1、迷える仔羊に捧ぐ、仕事は適性で選べ
自分のキャリアプランなんか分からないと思う。
でも転職という大海原に漕ぎ出す時、色々なコンパスを選択する事ができるが、
是非「この仕事は自分に適性があるか」
というコンパスを手にとって欲しい。
そのためにはまず自分の性質を書き出してみる事が大事だ。自分の場合以下の様になった。
そして、今は募集要項で仕事の内容はわかるので、それが自分に適性があるかと、今までの業務に照らし合わせてみて生かせるスキルが無いかを自分で可能な範囲で分析する。
それでも分からないところは、面接で直接確認する。
私は面接は募集要項で確認できることと実際の内容の擦り合わせをする場だと思っている。
採用側が最も恐れているのはすぐに辞められることだ。
だからこの確認は採用側にとってもメリットが大きいのだ。
そして多くの場合その観点での質問は非常に効率的な質問になる。
例えば私はWeb広告代理店のデジタルマーケティングサポートに募集したのだが、上記の適性で色々な質問をした。
ここで大事なのは具体的に突っ込んで聞くことだ。その場だけと思って意外と合わせてくる面接官も多い。実際に入社してから違うという話になることを避けるためだ。
聞いてみて、もしその内容が自分に合わないなと思えば行くのは止めておこう。
2、実際入社してみて
上記の質問をしてみて、実際の仕事に就いた後のことだが、基本的に言われた通りの仕事だった。
この経験を通じて率直に感じたのは、やはり仕事の適性は本当にあるという部分だった。
例えば極端に言えば、
時間はかけてもきっちりとしたミスのない仕事が得意な人
や、その逆で
効率重視で仕事は非常に早いが、きっちり仕事をするタイプじゃない
等がこれに当たる。
私は完全に後者で、前職のゲーム運営は正に前者の仕事だった。
初めは戸惑ったがちゃんと主体的に自分の能力を発揮できる様になって段々と自信を取り戻せた。
どんどん仕事面で足りないところは勉強して、スキルアップすることによって社内での地位を徐々に高めていく実感があったし評価もされた。
本当に今後のキャリア形成につながる大きな一歩になった。
3、最後に
同じく仕事で悩んでいる人にどうしても伝えたい。
私は前の仕事ですっかり自分で自分の能力を信じられなくなっていた。
「どこに行ってもダメなんだ、自分は無能なんだ」と
自分で自分を信じられないというのは仕事では最悪の状態だと思う。
とても辛い。
でも安心して欲しい。それは環境や上司のせいだったりすることは大いにある。
大事なのは自分の可能性を信じることだ。あなたがやりがいを持って日々を送れる仕事は必ずある。
あきらめずにもがいて欲しい。色々な会社と意思を持って接してみて欲しい。
きっとあなたが、輝ける場所は見つかるはずだから。