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身体を柔らかくしたい

ありんごです

いつからだろう、身体が硬い。遠い記憶だけど、小さい頃は友達と「ほらーべたっとつくー」と笑いながら180度開脚して遊んでいた。あれから何がどうなって今の硬さになったのだろう。

身体が硬いことってネタにされがちで、ついつい放置してしまうけれど、私が思っていたよりもずっと弊害が大きいんじゃないかと最近思うようになってきた。

何があったかというと、さまざまな体調不良に見舞われたもののはっきり原因がわからなかったのである。ただ、それらすべてが血行が悪い人に起こり得る症状だと知った時私の脳裏に浮かんだ原因は、、何もなかった。血行が悪い原因なんて全く見当もつかなかったのだ。

しかしそうは言っても、そんな度々色々具合悪くなるのではやってられないので、私も考えた。考えても浮かばないので、人に尋ねた。

毎日ランニングを欠かさず、ジム通いもしている友人の唯に

「私血行が悪いかもしれないんだけど、格好が悪くなる原因知ってる?」

と尋ねた。唯は一言

「運動不足じゃない?」

と答えた。なるほどと思った一方で少し引っかかりを感じて私は踏み込んだ。

「最近の運動不足は否めないけど、昔運動してた頃から似たような感じだったんだけど、ほかに原因あると思う?」

唯は一瞬考えると、

「佳菜子に聞こう」

と言って、ヨガにハマっている共通の友人の佳菜子にメッセージを送った。

佳菜子からはすぐ返信があった。唯がメッセージをさらりと読む。

「りんごは身体が硬いんだよ。だから冷え性だし色々具合が悪いんじゃない。だってさ」

できすぎた話かもしれないが、こうやってタイミングよく色々とリンクしていく時ってないだろうか。そういう時にわかったことはその時は偶然だと思って無視しても、長期的に何度もやってくるものなんじゃないかと、思う。

思えば、「この人体は生きているのだろうか?」と触れた人に不思議がられそうなくらい身体中が冷たい日がよくあるし、冬は雪だるまのように着込んでもあったかいと感じることがない。

なるほど、身体が硬い→血行が悪い→色々不調という図式であれば運動をしていた頃からちょこちょこ具合が悪かったことも納得がいく。

こうして、諸悪の根源は身体が硬いこと、カチコチであることなんじゃないかという結論に辿り着いたのである。

そして、運良くまだ身体がそんなに硬くない人も含めてぜひ聞いていただきたいのだが、身体が本当に硬くなると、いわゆる普通のよくあるストレッチというのも困難だったりするのだ。久しぶりにやろうとしても、おかしいぞ?思った通りに身体が伸びない!となる。悲劇的だが事実である。

(ヘッダー画像は、こうして気持ちよく柔らかくできたらいいなという気持ちにさせてくださったので、拝借している。ありがとうございます。)

できる限り温めて、その状態でゆっくりと伸ばす。それを地道に繰り返す。長年身体に無理をさせて縮こまらせてしまった私が自分のために楽しんでやっていることである。

道のりは長いが、やればやるだけ快適に生きられるのだから、楽しいものだ。身体を柔らかくしたい。それが望みだ。


ありんご



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