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琳とする蔵~キラリと光るその一瞬を~

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「琳」は「玉が接して鳴る音」。キラッと光って消えていくその刹那をかき集めた宝石箱(=蔵)です。 「琳とする蔵」(りんとするくら)と呼びます。
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#展覧会

使い続ける展 2024 / MUGE

展覧会概要会期:2024年9月28日~10月6日 会場:京都建仁寺両足院 テーマ:「融通無碍(ゆう…

【展覧会レポート】大地に耳をすます、気配と手ざわり

全体的に自然と人間の関係性を探求するアート展だなと感じた。様々な技法や媒体を用いて、現代…

【展覧会レポート】風と共に舞う線:カルダー展

7/9(火) 18:30~19:30 今回は専門スタッフが展示室内で解説をしてくれるギャラリーツアーに参加…

【展覧会レポート】遠距離現在 Universal/Remote

展覧会の概要 「遠距離現在 Universal/Remote」は、コロナ禍の3年間を振り返り、その時期に感…

【展覧会レポート】ブランクーシ 本質を象る

アーティゾン美術館で行われているブランクーシの作品展は、まるで時間を超えて彫刻芸術の真髄…

【展覧会感想】シナジー、創造と生成のあいだ

タイトルにある「創造と生成」はそれぞれ「アナログ」「デジタル」を指している。 企画を担当…

歩く、赴く、移動する

2月25日、東京都現代美術館 MOTコレクションの「歩く、赴く、移動する 1923→2020  特集展示 横尾忠則―水のように  生誕100年 サム・フランシス」を見てきた。 東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5700点の作品を収蔵しているとのこと。 今回、この展示会に興味持った理由は、率直にいうと、「サム・フランシス」が好きだからだ。この展示会のポスターに惹かれたというより、その中の一部のアーティストの作品が見たい気持ちが強い。野外フェスのよ

私たちのエコロジー展

六本木ヒルズ森美術館で開催されている「私たちのエコロジー」展。気候変動や環境問題など私た…

【蜷川実花展】その一閃の中に

Eternity in the moment 一瞬の中に存在する無限。展覧会を見た後、どことなくその感覚がわか…

血のようなヘドロのような悲哀と憤怒の波に溺れる。

原宿や表参道の混雑した通りにあるショッピングモールの3階にこの展示会はひっそりと開催され…

オラファー・エリアソン展「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」

今回は、麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展 相互に繋がりあう瞬間が協…

秋の陽が傾くころのユートピア

機械式腕時計とAnimacy(生命感)の正体 原宿のSEIKO seedにある「からくりの森」に行ってき…