LUMIX S1 + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6でスナップするのも悪くない。
最近入手したこの2つを組み合わせて、来年の撮影旅行に向けて週末スナップを続けている。
S1って、スタンダードのフルサイズミラーレスにも関わらず、1kg超えでZ9などのハイエンド並みの重さから、あまり人気がない。
確かに、本当に重いんだ、これが。
レンガや鉄アレイを持っているようなもの。
でも、重いのはそれなりに理由があり、-10℃でもOK(南極でも使われたらしい)、ダストシステムや強力な手ぶれ補正など、かなり堅牢にできている。
前回の記事にも似たようなこと書いたけど。
ただ、標準ズームと組み合わせると、意外にそうでもない。
ちなみに、S 20-60mmは300g程度だから、S1 + S 20-60mmは約1.3kg。
Nikon Z6II + Z24-70F4:約1.2kgなので、あまり変わらない。
この写真は手持ち撮影で撮ったもの(記事用にトリミングしているけど)。
大抵は手ぶれ補正機能がついても、シャッタースピード1.3秒は手ブレする可能性があるので、三脚が必要になるはず。
今回の機材は、S1ボディのみの手ぶれ補正で撮れている。もちろん、色々固定したり、ストラップをピンと張ってホールドしたり、小技は使っているけど。
ただ、今後、三脚使えない場所で、滝などを撮るときには、なんとかなりそうだと実感できた。
さて、S1などパナソニックは、コントラストAFだから、いまいちなんだよね、なんてレビューを宣う方もいる。
ただ、動きものを撮って生計を立てている人以外は、そんなに高速連写や爆速AFは必要ないんじゃないかなあ、と思うけど、どうなんだろうね。
ちなみに、パナソニックには独自の「DFDテクノロジー(空間認識技術)」なるものもあり、意外とそこそこいけるというのが実感値。
そのおかげで、S1だけではないと思うが、自動認識機能(顔・瞳・人体・動物)があり、人体なら3名認識できる。
この写真は、ピントは紅葉に合わせていて、人が通ると認識できるように設定して撮れたもの。
この機能は、この写真のように人を入れたスナップ撮影に効果的。
顔だけなら、最大15名認識できるから大人数の集合写真にも応用できる。
さらに、撮った後はLightroomやCamera Rawなどを使うが、元々の機能が良いせいか、ほとんど補正要らずで写真にするのに短時間で済むのが嬉しい。
次の写真は、北大の総合博物館前で撮影したもの。
以前Nikon Zfcで撮影したこともあるけれど、
やはりフルサイズ。階調の豊かさを実感する。
目が肥えてくると、センサーサイズの違いも認識できるようになる。
カメラやレンズの技術向上は凄いが、それ以上に、人間の目と感性は、本当に素晴らしいね。
これからも気づきや発見を楽しみながら撮っていきたい。
では、今回はこの辺で。