母親の上部の優しさに子供は気がついてる@hss型hsp、解離性障害、アダチルの私の体験
高校受験
自分の学校からだと
8割受かると言われていた
誰もが本当に「最低限の滑り止め」
とする高校に
わたしは落ちた
そのことを
母親に告げたとき
母親は
「あなたが可哀想よ」
と
泣いた
結構
さめざめと
おいおいと
なんだろう
このときのわたしは
いぶかしいものを
目の前にしているような
そんな感じだった
言葉にするなら
「なに?この人」
「気持ち悪い」
「え?何泣いてんの?」
「嘘くさいんですけど」
そんな感じの感覚を
もの凄く心の底に感じて
母親を
不審な目で
冷めた目で
みていたのを
覚えている
なんというか
どこか
「人の嘘
演技」
みたいなものを
感じ取ることがあり
この時の母親からは
「母親だから
子供のために
泣かなきゃ
悲しまなきゃ
悲しんであげてる私は
良い母親」
くらいの
ねっとりした
嘘くさい
ものを感じた
こういうのを
なんとなく
感じ取る気質と
既に
心の奥底で
全く
信じられなくなった
母親の我が子への
無性の愛の不信感
が
そんな感覚を覚えさせたのだろうと
今は思う
もう
私の中で
母親は
「自分の保身が一番大事
自分の自尊心を保つことが一番大事
自分が母親である。という
アイデンティティを守ることが
一番大事
子供の成長より
子供の心よりも
それが
なによりも大事」
そういう人だと
心の奥底でわかっていたのだと
今は思う
でも
ここまでくるまで
そう根底で自覚していながらも
表面では
母親の呪縛から
離れられない自分の言動に
なんというか
なす術もない感覚というか
無力感
そんなものも
どこかで
じっとり感じていた
気がする
そして
今日、ここまで書いていて
気がついた
感情を作って
嘘の表現をする
母親のその姿は
幼少期に既に
自分の感情を
無くして
他人の真似してた
自分のそれと
同じだということを
いまは何も言えない