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[読書記録]本日は、お日柄もよく

読んだきっかけ

原田マハさんの本が好きで、今までも何冊か読んできました!
本屋さんブラブラしていると、よく面で飾られているイメージがある、「本日は、お日柄もよく」
金色の帯に「何度も読み返したくなるスピーチがある」と書かれており、スピーチの話なんだと知って、最初のページを読んでみるとスッと入ってきたため、手に取りました!

印象に残った言葉

愛せよ。人生において、良きものはそれだけである

27ページ

結婚式のスピーチで引用された言葉です
人生の目的で、一番大事なものが愛っての共感できるから。付箋を貼った言葉。
「愛するということ」というエイリッヒ・フロムの本を読んでいると、愛するというのは、人を愛するだけではない。
今回は人を愛するという意味で使われているが、すべて愛に通じるよなと思って、付箋を。

言葉っていうのは、魔物だ

134ページ

納得~~!!言葉の扱いがすごく上手だと思いませんか!
このように表現力を高めていきたいし、比喩をうまく使いこなしたい!

できる限り自分の耳で聞いたこと。一度会った人の顔と名前は忘れずに、

201ページ

人として大事にしていきたいなことを言語化してくれてます。読書の醍醐味って、なんとなく考えていたことを言語化してくれたり、初心に戻る機会を与えてくれたり、大事なものが何かを考える機会になってくれたりするところだなと思います。

まっすぐに。
その言葉の持つ強さ、着実さ、しなやかさ。明るさ、素直さ、すがすがしさ

206ページ

性格を表す際に、「まっすぐ」って使ったことありますか?
私は使ったことないです。
でも、あの子まっすぐだよねって言われる生き方をしたいです

そうだ。苦しいとき、人は変わることを望むものなのだ。
進歩することを、新しく始めることを。

224ページ

違う環境にいきたいなとか、変わりたいなとか、新しいことを始めたいなとか、私はよく思うんですよね。
その理由をこの言葉がまとめてくれていて、「だからだったんだ」と自分でも納得です。

緊張感のないスピーチは、聴取を飲みこむことなんて絶対できない。
だから、いいのよ。気持ちよく緊張して望めば

259ページ

高校入試の時に同級生のライバルが「緊張しているということは自信があるということ」という言葉をかけてくれました。
緊張しているときは、毎回思い出す言葉です。
それだけ自分自身が熱意をこめて準備しているからこそ緊張が生まれるんですよね。
これから緊張している人がいると、この言葉で励まそうと思います(笑)

困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している

322ページ

本当に三時間で涙は止まるし、どうにか前を向くことができる。この言葉の通りなんですよね。もうだめだって思ったときに、思いだせるか自信はないですが、確実に自分の心の中に残る言葉だなと思います。

ほんとうに弱っている人には、誰かがただそばにいて抱きしめるだけで、幾千の言葉の代わりになる。そして、ほんとうに歩き出そうとしている人には、誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになるんだな、って

333ページ

自分ではなくて、人が苦しんでいる時、どのような言葉をかけるべきか分からなくなることありますよね。その時に対応策を教えてもらった気分です。

読んだ感想

原田マハさんの作品は人と人の関りを丁寧に書いていて、今回も読んでいてすごく前向きになりました。
そして、23歳という今読むからこそ、生きていく上でのヒントをたくさんもらえます。
気になった方はぜひ手に取ってみてください!

読んだ方は、ぜひコメントで感想を教えてくださいね

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