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自尊心と願望実現、わたしの人生最後のダイエット

noterなぎさんが書かれたダイエット本『痩せても幸せになれない人たちへ(ゆぎなぎ文庫)』を読みながら、いまの自分の状態、過去の自分について、本当の本当の私の気持ちなど、深く深く考えていました。

私は若いころから万年ダイエッター。

太っては痩せ、太っては痩せ、また太ることを繰り返し、自分の体型に満足したことがありません。


特に直近1年では一気に5~6kgほど体重が増加、妊娠中の過去最高体重に追いついてしまい、焦りに焦っています。

けれど焦れば焦るほど考えることから逃げ出したくなり、ここ数か月は怖くて体重計に乗れていませんでした。

なぎさんが「ダイエットのkindle本出します!」と書かれていた時も、「この本読んだら、自分と向き合わなきゃいけなくなるよなぁ」って、嫌だなぁ、怖いなぁと、最初はかなりの逃げ腰でした。

だけどここらで一度真剣に向き合っておかないと、このままブクブク太り続けて大変なことになる。ここで何もしなければ、現状維持どころか、今より更に太っていく未来しか私には想像ができませんでした。

なぎさんのkindle出版をキッカケに、この一年ずっと逃げ続けてきたことと向き合うことができました。

なぎさん、ありがとうございました。



今回は、今までのダイエットとは違うものにしたい。これだけ逃げてきて、過去最高の体重になって、やっと自分と向き合う決意ができた。もう二度と逃げることはしたくない。

今回を最後に、もう今後ダイエットの必要がないように、短期集中”我慢”の食事制限ではなく、自分の身体とも、心とも真剣に向き合って、私自身が心から納得できる結果を手にしたい!

なんで私はずっと、ダイエットから逃れられないんだろう?

どうしてこんなに我慢してるのに、痩せるどころか太ってしまうんだろう?

ダイエットは貯金と同じ。

「収入 > 支出」
「摂取カロリー < 消費カロリー」

これを守るだけでいい。

「それは本当に必要なもの?」未来の自分のために、目の前の誘惑に簡単に負けてしまわないよう、ちょっと気を付けるだけ。

本当に必要なものは買ってもいい、食べてもいい。

絶対の成功法則がわかっているのに、貯金は苦も無くできるのに、なんで私は何十年も、理想の自分を手に入れられないんだろう?

人は見た目じゃないよ、そのままのあなたでいい……

太ってたって、自信を持ってイキイキとしてキレイな人はたくさんいるんだから。

本当の本当の私が望むこと、私にとっての「正解」のカタチは、いったいどこにあるんだろうな。



(前書き1000字💛全4900字)



私は今までの経験上、「引き寄せの法則」「思考は現実化する」ということは現実として”ある”と信じています。

なにも不思議な世界の話ではなく、頭の中に「思考(願望)」として存在することは、何かしら現実世界で映像や言葉など必要な情報が自分のアンテナに引っかかり、それを「行動」に移していくことで、少しずつ願った方向へ近づいていく。

願望実現に必要な行動を実際に起こしていくのですから、ほんの一歩ずつでも、夢に近づいていくのは何の不思議でもなくむしろ当たり前です。

私は個人的に「強く願えば(願ってさえいれば)夢は叶うのよ~」という、ふわふわ過ぎるスピリチュアルはあまり好みではありません。

本物のスピがどんなものかは私にはわかりませんが、「強く願っていれば、バシバシとメッセージが降りてきて、それを自分が行動に移すからこそ願いは現実化する」という気持ちで、「引き寄せ」「思考は現実化する」を信じています。

言葉にすると固すぎますね(笑)


漫画『宇宙兄弟』を全国の学校・図書館に寄贈するという私の夢を叶えるには、4億円必要です。

この4億円を「強く願えばどうにかなる!」とは、どうしても心から信じることができない。(これでは引き寄せられないですね)

私は「4億円」という数字と向き合うために、弐億貯男さんの本を読みました。


昔だったら、「この人が特別な人だからできたことでしょ!」って、自分には無理と決めつけたと思いますが、「この人は元々普通のサラリーマンだったはず」と、今回本心で思うことができた。

私にも、4億円の道筋が拓けたような気がしました。

4億円のために、私が行動すべきことが見つかった。ここまで持ってきて、ようやく私は「この夢、ホントにいけるかも!」と「思考は現実化する」を信じることができる人間です。

何もせず、ふわふわと「4億円くるくる~♡」とは思えない。でも、自分が楽しみながら頑張っていれば、どこかできっと応援が入るだろうな、ひとりで4億円準備する必要はないだろうな、とはふんわり思ってます。


(Kindle Unlimited対象)


石田久二さんの本『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』に、とても興味深いことが書かれていました。

願望実現は「自尊心」「行動(努力)」「技術(コツ)」の3つの要素から成り立っている。

自尊心とは、自分をごく自然に肯定できる心のこと。決して強がるわけでなく、自分を大切にできるがゆえ、ダメな自分もすべて受け入れて、自分を大好きでいられる心です

「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。


それぞれの割合は「自尊心:53%」「行動(努力):40%」「技術(コツ):7%」

なんと、「行動」ではなく「自尊心」の割合が半分以上を占めています。どれだけ行動を繰り返し、技術を学んだところで、自尊心が低ければ空回り状態ってことを、この数字は表している。

私の実体験を通して「これは当たってる!」と指し示す言葉は見つかりませんが、一瞬驚いたものの感覚的に「これはいいところついてるんじゃないか」と、個人的にちょっと感動してしまったのですが、皆さんはこの割合をどう感じますか?


願望実現のために最も重要な「自尊心」

自分の自尊心はどのレベルなのか?を測るテストが本の中にあり、私は上から2番目のBランクでした。(A・B・C・Dの4段階)

そしてそのランク別に、それぞれアドバイスが書かれています。

「Bランクは頑張り屋、自尊心がやや足りない分を行動で補っている」

「ブッ!」と吹き出してしまいました(笑)

「引き寄せ」についてのイメージが固すぎるのも、私が「行動!行動!」言うのも、自尊心が足りないのを補っているのかぁ、妙に納得です。


そしてこの本のC・Dランクのアドバイスを読んだとき、私のダイエットの願いが叶わない理由がわかった気がしました。

私は自分の体型に自信がなく、それを自分で認めたり許すことができていません。

基本的には「私なんかが、どうせ私なんて」と思うタイプではないけれど、体型に関しては若いころからずっと自分で自分にダメ出しをし続けているのです。


自信の正体は自尊心です。自尊心は生まれたときがマックスであり、そこからどんどん減点され、だいたい15歳くらいで定着します。子どもの「心=自尊心」が傷付いているのを、大人の「思考」が頑張っても埋めることはできません。

「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。


なぎさんの本を読みながら、若い頃の自分を思い出していました。

高校のときに一度太ったものの、必死にダイエットして、社会人になったときには164cm、52~54kgをキープしていました。

今なら「十分痩せてる」と思えますが、当時の私は「女で50kg台なんて恥ずかしい!」と自分を否定していました。

なんでそんな風に思うんだろう?

小6のときに仲良くしていた友達に「45kg」という体重を、「女子で45kgもあるなんて笑える」と、からかわれたことを思い出しました。

身長は高い方だったので、45kgでも特別太っているという体型ではなかったと記憶してますが、いじめられた意識はなくとも、私の心はその言葉に深く傷ついたんだなぁと思いました。よしよしヾ(・ω・`)

社会人になり、会社の先輩や同僚とランチや飲みにいくようになり、いつもたくさん食べる私をみて「ミイコちゃんは大食いなのに全然太らないよね!すごいよね!」って、褒めてもらえるようになりました。

そのころの私は「私はたくさん食べても太らない体質だ」と、心からそう思い込んでいたなぁということも思い出しました。

そして実際に、50kgを下回ることはなかったけど、どれだけ食べてもその時期は太らなかった。


若さももちろんあるけれど、今の私はどうなんだろう?

一年前に健康診断をうけたとき【肥満です】という言葉が印字されていたのが忘れられない。

肥満です肥満です肥満です肥満です…脳内リピートされ続けてる。

食べるたびに罪悪感を感じ、「我慢してるのに全然痩せない」と常に思ってる。

私は太ってる。どんどん太っていく。何をしても痩せない。こんなに夕飯だって減らしていつも我慢してるのに……

「ありのままのあなたでいい」

こんな言葉が、心地よく感じた。

幼稚園時代から知ってるママさんで、ふくよかだけどオシャレで素敵な人がふたりいる。

そうだ、人は見た目じゃない、わたしもこのままの私でいい。

幸せを感じながら食べることを楽しめばいいんだ!

「私は太ってる。痩せたい。痩せたい。痩せたい。”着られる服”ではなく、私は自分が”着たい”と思う服が着たいんだ!」

本当の本当の私は、ずっとそう連呼してるのに。


Cランクのひとは、自分で考えることが苦手な人が多い。考えると変化が起こり、変化はリスクを伴うから。

だから考えることを要求しない「あるがまま、お任せ、直感で生きる、そのままでいい」などの言葉は、Cランクの人に安らぎを与える。

「あるがまま」が宇宙的真理である一方、物理的には別の法則が働いています。いわゆる熱力学で言うところの「エントロピー増大の法則」がそれです。これは「自然は秩序から無秩序に向かう」という物理の原理であり、「部屋を片付けなければ次第に乱雑になる」などの比喩でも説明されます。

つまりは、「何もしなければ、どんどん悪くなる」が物理空間における絶対法則であり、言い換えると、人は意識的に生きなければどんどん不幸になるのです。

「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。


あまりにもこの一年の私に当てはまっていて、グサグサと刺さる言葉だらけでした。

何もみたくないと体重計に乗ることを避け、「痩せたい」と強く思うだけで自分と向き合うことから逃げ、ダイエットについて考えることを放棄し、デブデブと自分のことを否定しているくせに、エセポジティブで「そのままの私でいい」と言い聞かせ続けてきました。

2021.12月。

私は食べることが大好きだったから、運動嫌いを克服し、美しく健康的に引き締まった身体を手に入れることができました

この記事を書いたとき、この言葉を自分に落とし込んでいくと決めたのに、まるで正反対の言葉を自分にかけ続けてきました。

私は太ってる、何をしても痩せない、どれだけ我慢しても痩せない。

引き寄せてるなぁ、やっぱり思考は現実化する。


痩せる方法、痩せるための行動も大事だけど、自尊心・メンタルをまずどうにかしたい。

お金が本当にない人が「豊かさはここにある!」と心から思うことが難しいように、今の私が「私はすでに美しい!」なんて本気で思い、今の太った自分を認めることは難しい。

だからまずは、食べることの罪悪感をなくすことに着手しています。

「これを食べたらまた太る」じゃない。

一口一口を大切に、おいしいなぁ、これを食べることでどんどん健康になる、ありがたいなぁ。しっかりと食事に感謝する。

YouTubeをみながら、noteを読みながら何気なく口に運んでいたおやつも、小さな紙コップ1杯と決め、ひとつひとつ味わってゆっくり食べることに決めました。量は少なくても色んなお菓子を入れてテンションアップ!

今から健康診断に行ってきます。

去年より太っていますから、間違いなく【肥満です】という言葉を目にすることになるはずです。

その現実から目を背けず、健康体重を目指し、今度こそ人生最後のダイエットになるように、まずは一年がんばります。

まだ結果は出せずとも、ずっと逃げ続けてきたことと向き合うことができた私が大好きです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




(粘土作品&写真提供💛糸、ラムネ好き成りさん)






いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)