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HSPの新型コロナ感染症日記
おととい、新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。数日前から喉の痛みだけあって、熱はずっと平熱だったので市販薬で様子を見ていたのですが、全然症状が変わらないので念のため検査をしたら「陽性」。ちょっと元気になってきたので、経験したこと、感じたことなどを記録に残しておきたいと思います。
まず、幸いだったのは軽症だったこと、その数日前まで実家に帰省していたのですが、誰も感染せずに元気だということ。
帰りの日、雪が結構降っていて、念のため早めに家を出たら道路はスムーズだったので、空港に早く着き、さらに飛行機の到着遅れや除雪などで、かなり飛行機が遅れたりといったことがありました。同じ場所への滞在時間の長さや疲れなどが影響したのかもしれません。とはいえ、水分補給以外はマスクを外していないし、感染経路は全く不明です。
本当に喉の痛みだけだったので、アレルギー的なものなのか、何かの感染症だったのか、当初はまったく判断つきませんでした。しかも、数か月前にも喉が痛くなって、その時には陰性だったので、余計に判断がつかず。あまりに症状が変わらないので、念のため、自治体の無料の抗原検査キットを取り寄せたところ「陽性」とわかり、正直、驚きとともに、私にもついに…というのが率直な感想でした。
私は軽症でリスクもないので、そこからは全部ネット申請。陽性者の登録も、食料給付の申請も…それらのやりとりはすべて、お役所的な文面の手続き完了メールが届いて終わりだったので、ちょっと心にささくれができました…。
一方で、私の住んでいる地域は、陽性者向けのページからオンライン診療の申請へそのまま進めるようになっていて、家の中で待って、診察を受けられたのは助かりました。市販の風邪薬があと1回分というところで感染が判明し、近くのクリニックを受診する選択肢もあったのですが、隔離スペースでの待ち時間や、その頃には声がガラガラで使い物にならず、事前の電話や経過の説明なども億劫に感じました。オンライン診療では、経過など事前に入力したものをもとにあっさり診察が終了したので、声を出して説明する負担が軽くて助かりました。
感染した人の経験談を聞いていたのも、私の心を落ち着かせたし、役に立ちました。軽症の場合にはおおよそどんな経過をたどって回復していくのか、近所で頼めるネットスーパーなど。
家族やSNS、オンラインサロンの友達などとのコミュニケーションが断絶されないのは、日常を保てるという部分でありがたかったです。オンラインサロンでのZoomでの雑談に参加すると経験者が常に数人いて、「しゃべれないけどそこにいたい」という気持ちを理解してくれたり、役に立ったものやどんな風に過ごしていたかなど経験談を語ってくれたり…。
ほとんどのやり取りがネット、というのは便利な反面、孤立感を感じやすい側面もあるような気がしました。公的なサービスをどう使うかを選択するのも自分に委ねられているし、SOSを出す判断をするのも自分。
一方で、外に出ず、他の人への感染のリスクを避けられたり、自分のペースで手続きできるというメリットもあります。
総括すると、HSP的には精神的な負担は少なかった、と思います。遠慮したり、躊躇したりといったこともほとんどなかったし…。しいて言えば、感染が増えている中で、家の中にいて救急車の音が続いて聞こえると、自分は軽症で申し訳ない…と思ってしまうくらい。
感染しないのが一番だけど、喉が痛くて眠れなかったのはしんどかったけど、よい経験をさせてもらったかなとは思っています。これまでは風邪をひいたら気軽に病院に行っていたけれど、それができない状況になって自分で判断しなければならかったことで、限りある医療資源をどう自分が使うかということを改めて考えるよいきっかけになりました。
まだ完治はしていないし、あと数日隔離だし、気は抜かず、自分のペースで療養したいと思います。
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