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死ぬ時に持っていけるのは2つだけ【26歳お誕生日おめでとう】
26歳のお誕生日だね。おめでとう╰(*´︶`*)╯♡
昨年入籍して、日々忙しくしている娘。
転職活動中の息子。
『いくつになっても子は子だから』もあるが、どうしても思い入れがある。
10年待ってやっと出会えた子らだから。
このことは以前書いたことがあるが、さらに考察が深まったのでシェアを一つ。
人は死ぬ時、お金や家など物質的なものを持っていけません。
あの世に持って行けるのは『思い出』。
『思い出』を持って行く。
その思い出の中でも、さらに2つだけ。
・辛かった経験。
・誰かを喜ばせた経験。
これは、崔りょう平氏が師匠から教わったというエピソード。
「え?楽しかった時の思い出じゃないの?」
『辛くて辛くてたまらなかった時の思い出』
「え?辛かった時の思い出持っていくの?」
『今、楽しかったという思い出をちょっと思い出してみて。勿論、楽しかったな、と思うかもしれないけど、あの時は良かったなと少し切なくなる人もいるかもしれない。ずっと楽しい人は幸せを感じられない。辛かった、キツかった経験があるから今の幸せが感じられる。辛かった経験て、ほんとに大事なんだよ。』
崔さんは、病気で息子さんを亡くす危機を味わっています。
「泣いたり、寝なかったり、言うことを聞かなかったり、イラッとくることはザラにある。子どもの闘病を経て気づけたのは、いてくれるだけでいいということ。たぶん、あれが無かったら、僕はそう感じられなかったと思います。」
辛い経験は、きっと後から幸せな思い出になる。
そしてもう一つは、誰かを喜ばせること。
この二つを忘れないでと。
絶望の中にいる時、世界は灰色がかって色が無くなる。
生来の子ども好きで、妹・弟は勿論、小学校でも全ての下級生を可愛がった私。
その私が、街で子どもとすれ違うのが辛くて、目を背けた。
もし、とても幸せそうに見える高齢者が居たとしたら、辛い経験を沢山した人なのかもしれない。
居てくれる毎日を更新してくれてありがとう。
それだけで、母は心底幸せです。
神様、ご先祖様。子どもたちと私を生かしてくださり、ありがとうございます。
色の消えた世界は今、色鮮やかで豊かな世界へ。