筋トレを始めた方のファーストステップ
筋トレをダイエット目的でスタートしよう!という人。
なんとなくでも筋トレを始めた人。
パーソナルトレーニングに通うか、自分でやろうか考えている人。
そんな筋トレを始める方に必ず最初に意識してほしい事を説明させてください。読んで必ず損はありませんし、これは無料でお届けします。
結論だけ先に言うと、痩せにくい人でも痩せるためには姿勢を意識すること、効率よく筋トレするには姿勢がかなーり重要になってくるということ。
(見た目もきれいになりますもんね!とかそんな単純な話ではない!)
先ず、少し長くなるかもしれませんが、僕自身のトレーナーとしての経験をお話させてください。僕が海外でまだ大学生の頃に初めて授業の一環としてクライアントを担当させていただく機会がありました。(料金は頂かず、単位になるという形でした)
その頃はダイエットで減量したい人が8割くらいでした。当時はまだ僕の指導力も今と比べると力不足だったと思います。
それでもトレーニングはずっとしていたので指導にある程度自信はもっていました。ですが、クライアントの2割くらいの方でしょうか?なかなか痩せない、トレーニングしていっても重りを持てるようになっていかない(成長してない)方がいました。
痩せにくい人、結果がでにくい人もいるんだーと流してしまっていましたが、卒業してから、納得いかず、コンタクトをとって無料でいいので勉強もかねてトレーニング指導させてもらえないか?といったら喜んでとのことで2名痩せにくい方をその後1年くらい担当させていただきました。
いつも通りやってもだめなのは分かっていたので何かしないとと考え始めたのが、姿勢についてでした。
姿勢が綺麗になれば体重の減少が少なくてもスッキリしてみえるのはだれでも理解できますよね。僕もそんなイメージで姿勢から取り組むことにしたのですが、
姿勢をよくするためには、なんで悪くなったかも考えないといけません、
なんで悪くなるかといったら、意外とシンプルかもしれませんが、
使われていない筋肉があるからです。
使われてないという事は他を過剰に使ってバランスをとっているはずです。
するとどうなるか、、
使われ過ぎている方の筋肉も固くなってしまいます。
結果2つの筋肉が動きが悪くなってしまいます。
この筋肉というのは代謝の大半を占めています。ここでいう代謝というのは基礎代謝ではありません。筋肉量を増やしたら基礎代謝が高くなるから痩せにくくなるというのは過剰に言い過ぎです。筋肉もりもりでも食べれば誰だって太ります。
でも、筋肉量が多い人がその筋肉をしっかり動かせていると、動いた時の代謝がしっかり出せます。
逆に言えば筋肉がしっかり動かせてないと動いてもあまり代謝されないという事です。リンパや血液の循環も悪くなるのも関係します。
なので↑で申しましたように、姿勢が悪くなって、固まって、動きが悪い筋肉がでてくると単純にその分痩せにくいんです。
そう理解するようになったのは1年後この二人が痩せて綺麗になってから。そこで僕の中でこの指導が最も大事だ!と仮説が立ちました。
そこから今でもその仮説は変わらず結果も出ているので今は自信をもって言えますが、効率よく筋トレするなら姿勢が必ず必要です。
少し細かくいうと、姿勢を治すために、弱っている筋肉、使われていない筋肉を正常に戻す作業が必要です。
これを怠って、筋トレして筋肉太りした。とかももやふくらはぎだけ太くなってしまった。肩や腕がしっかりしてしまった。
等、思うような結果が出ずに、筋トレというダイエットを断念したことがある人が沢山いるのではないでしょうか。
それは正しく出来てないからです。
そんな人がもったいない!とトレーナーとして思います。
そんな人を救うためになんてかっこいいことは言いませんが、それで筋トレの大切さがみんなに伝わって、筋トレが広がれば、トレーナーという自分の立場が安定するので自分のために言っています!
さあ話が長くなりましたが、ここからが本題。
今回は自分で自分の姿勢のタイプを知ろう!ということです。
もちろん姿勢は千差万別で細かく見れば個人差が沢山ありますが、大きなタイプ分けをして自分はこれっぽいなーというのだけでもわかってもらいたいです。
基準になるのが
1、スウェイバック 2、骨盤前傾 3、骨盤後傾
これが今回3つに姿勢を絞ってみました。それぞれの見た目の写真と簡単な特徴を述べます。
O脚やX脚、浮き指、外反母趾、反り腰、巻き肩、土踏まずアーチの崩れ、大転子の突出、ストレートネックなどなどいろいろな姿勢症状がありますが、それぞれ骨盤との関係があります。
この後の運動指導の記事ではこれらの細かい部分も意識してメニューを作っています。骨盤じゃなくて、ふくらはぎが太いから困ってるんだ!という人もメニューに従っていくことでふくらはぎだってすっきりします。
1、スウェイバック
見た目の特徴 骨盤が前にスライドしており上半身はそれに対し後ろにあり、背中は丸くなっており、頭が前にでている。
筋肉の状態 脚の後ろ側の筋肉は全体的に使われておらず、反対の前の筋肉は使われ過ぎて固まっています。上半身は背中や首、肩が伸びて前にある頭を引っ張って支えているので凝り固まっている。
強めの巻き肩があります。
2、骨盤前傾
見た目の特徴 骨盤は後ろにあり前傾しています、上半身が前にあり、腰の反りが強い。膝は後ろに反っている。巻き肩猫背も強弱あれどある方が多いです。大腿骨は内旋している方が多いです。
筋肉の状態 もも裏、臀部は使っていないので弱っている。前腿の張りがある。腸腰筋が収縮位にあり、腰が収縮していて、腹筋は使われていない。
3、骨盤後傾
見た目の特徴 膝が少し曲がっており、上半身が前に丸く垂れている。お尻も小さくしぼんでいる。背中が全体的に丸い猫背
筋肉の状態 脚の裏側、お尻などが縮んでおり、固まっている。背中が伸びて固まっている。上半身前側も縮んでいて働いていない。
この3つから自分だなと思う姿勢を見つけてそれに合った筋トレを行う事をファーストステップとしてやりましょう。
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