大切なのは「遠回り」や「回り道」。最善と思う「近道」は実は得るものが少ない。
理念と経営 8月号、今月も沢山の学びを得ることができました。
将棋の羽生善治九段の話がありました。
将棋の上達法のひとつにアイディアを着想する際、大切なのは「遠回り」や「回り道」なんだそう。
「遠回り」や「回り道」をすると思わぬ発見や出逢いがあるように、将棋でも直接対局と関係ないように思えることが、あとになってプラスになったということは色々あるんだそうですよ。
最善と思える近道は、経験値で言ったら得られる経験はとても少なくなります。
逆に「遠回り」や「回り道」をすることで得られる経験値は増えることがあります。
見なかったものが見えたり、逢うことができなかった人に逢えたり、その経験は自分を豊かにしてくれますよね。
僕でいうと、うつ病とヘルニアです。
うつ病もヘルニアも身動きが取れず、立ち止まって遠回りして回り道をしたけれど、おかげでFacebookをはじめ皆さんとのご縁と出逢いをいただき、そうして他SNSやnoteも始め、自分の経験や思いを読んでもらえるようになりました。
ただ近道を行けば最善と思っていても、その人生の中では最善とは限らない。
近道ばかりを選んで経験値が少ないよりも、「遠回り」や「回り道」をしている今を大切に経験をしてほしいです。
経験をして乗り越えて後で笑っていられたら、その「遠回り」や「回り道」は全て過程に変わるからね。
あおいぼく一枚絵本〜その全てにありがとう。〜