iDeCoへの移換
手続きを進めている企業型から個人型への「確定拠出年金」移換手続き。
記事を投稿させて頂いた翌日「iDeCo口座開設のお知らせ」と「インターネットパスワード」が届く。
早速、確定拠出年金専用webにログインすると共にメールアドレスの登録を行う。
「これで手続き完了、順調だー」
・・・ところが、である。
翌週、国民年金基金連合会から一通の封書が届く。
「加入者資格不該当通知書」
作成日は令和4年10月7日、とある。
「えっ、なんで?」
口座は既に開設されているのに。
落ち着け自分。まずは書面を読もうじゃないか。
理由は国民年金または厚生年金の被保険者記録と個人型年金の記録が相違しているため、と書かれている。
更に対処方法という別紙が添付されており、該当番号欄を読むと「まだあなたの届出が完了していない」という一文を見つける。
「もしかして、市役所への手続きが必要だったのか?」と気づき、直ぐに市役所へと向かう。
窓口の方は、焦る私の話を冷静に聞き、
「年金手帳はありますか。はい。では年金事務所に問い合わせますので、お待ちください」
その場で電話をし、確認して頂く。
「あなたは第2号被保険者から第3号被保険者に入られたんですよね」
「はい」
「大丈夫ですよ、年金とあなたの位置づけに相違はないですよ」
・・・との返答だった。
「あれ?」
現在は問題ない。
ということは、退職後から今日までのプロセスの中で「何か」が発生していた・・・と、思われる。
自宅に戻り「加入者資格不該当通知書」の下段に書かれている「お問い合わせ先」に電話したが、「その日に限って」つながらない。(よくある話だ)
仕方ないので、確定拠出年金インフォメーションに書かれていた「お問い合わせ先(JIS&T)」につないでみた。
すると、
「お客様、大変申し訳ございません。
手続きに行き違いがあったようですね。
iDeCoの申し込み手続きをした時点では、あなたはまだ「第2号」に該当していた為「不該当」と判断されてしまったようです。
しかし、その後「第3号」として正式に登録されています。
従って、現在のお立場で再度申請手続きを進めていただけますか。
ちなみに「移換」手続きは既に完了していますので、再申請して頂くのは「掛金」を開始するための「加入者被保険者種別変更届(第3号被保険者用)」になります。
お手数おかけしますが、よろしくお願い致します」
・・・そうだったのか。
退職後の移換手続きが早すぎたために、第2号のまま、個人型への手続きが進められてしまい「不該当」と判断されたのだ。
確かに主人の会社への申請手続きが完了したのは、9月下旬だった。
iDeCoへの移換手続きをしたのは、まだ9月中旬のことだった。
この「時間差」が今回の状況を発生させた、ということがわかり、本日「種別変更届」を銀行に送付した。
早ければいい、ってものじゃないことは痛感したが、「何故、そうなったのか?」に至るプロセスはまるで「謎解き」のようだった。
日頃から想像力を鍛えておくことは大事かもしれない。
人生100年時代。
これからも新たな制度や仕組みが導入されていくだろう。
その時、それらを解読する力くらいは養っておきたい。
理解する力と表現する力。
どちらも生き抜くために大切な「知恵」なのだと。
今日もありがとうございます。