見出し画像

復活した「タンポポ」のラーメンと小カレーの破壊力について

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

私もちゃんとは観ていないのですが、1985年に伊丹十三監督が手掛けた「タンポポ」という映画が公開されました。
さびれたラーメン屋の未亡人(宮本信子)に惹かれて、トラックの運転手の主人公(山崎務)が、その店を町一番のラーメン屋さんにしていくお話です。

記憶が確かなら、今や当たり前の様になっているチキンライスの上に乗せたオムレツにナイフを入れて卵が開いていく演出を流行させた(タンポポオムライス)のもこの映画ですし、卵黄を割れない様に口移しするとんでもないキスシーンで世間に衝撃を走らせたのも、こちらだった気がします。。。
(何かのテレビで流れてビビった記憶がある)


【2025年2月11日】

今回の京都グルメは、壬生にある「中華そば 双鳩」さんに伺います。

以前の記事で鶏卵素麺を買いに行きましたが、壬生に行くもうひとつの目的がこちらの双鳩さんにお邪魔することでした。

こちらの中華そばとカレーが気になっていた。。
場所は壬生寺に行く手前の壬生川通を四条から南に行きます。

外観

街中華の王道の様な店構えです。

専門店という感じのメニュー。

いろいろ気になる

新聞の記事が飾ってありました。
以前この地に「珍元」さんというラーメン店があり「タンポポ」の製作過程で伊丹監督や宮本信子さんも取材で訪れて、作品のモデルにもなったお店でした。

残念なことに2018年に突然の不幸な交通事故で、閉店になったそう。

当時からそのお店の常連だった今のオーナーさんが、料理人の同級生と昔の味を再現して、この地にオープンしたのがこちらのお店とのことです。
レシピも無かった様でとてもご苦労されたようです。

中華そば(並)と小カレーのセット、瓶ビールをオーダー。
店内はカウンターのみの小さなお店です。

珍しくサントリー

中華そば到着です。
スープはあっさりで優しい味わいです。
麺は中細のストレート。
チャーシューも昔ながらの味わいです。

全体にとてもシンプルですが、自然と食べ進んでしまう。

いくつかラーメンを紹介していますが、てらいのない醤油ベースのものがやはり好きです。

これぞ中華そば
うまいに決まっている

小カレー到着。
お皿ではなくて小ぶりの丼できました(笑)
ミニでは決してない。

このカレーも美味しい。
ラーメンのスープと野菜を煮込んで作られています。
この近くに「ムジャラ」というSPICE CURRYのお店があり、そちらがカレーの調合の提案をしている様です。
メニューにあるスパイス咖喱そばも同様の様で、今度はそちらを試したいのと、ムジャラさんも行きたい。。。

コクのあるとても美味しいカレーでした。
おいしくて、中華そばとカレーを行ったり来たり。。

写真だと小さく見えるけど。
おいしい。
一度食べてみて。

大満足なセットでした。

珍元さんってどんなお店だったのだろ。。。

きっと地元に愛されていたのでしょうね。
それが伝わる、とても良い雰囲気のお店でした。

美味しかった。
ご馳走様でした。
また来たいと思います。

今回はこちらで終了です。

それではまた。

いいなと思ったら応援しよう!

Arie
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは京都検定対策に使わせていただき、結果を記事として掲載していきます。