my select50 vol.27「GRAMICCI Short Pants」
my select50 vol.27「GRAMICCI Short Pants」
第27回目は「短パン」です。
短パンとはショートパンツ
今回は短パン界の覇者「GRAMICCI(グラミチ)」を紹介していきます。
※覇者は個人的な見解です笑
これからの季節に便利な短パン
今や、仕事や、ちょっと気張ったレストランなどでの食事以外のプライベートでは、かなりの市民権を得ているアイテムではないでしょうか。
普通に皆さん履いてますよね。
私が学生だった25年くらい前(1990年代)は、まだ町で短パンを履いている人はあまりいませんでした。これホントなんですよ。
私は、横浜出身なのですが、横浜や湘南には海があります。
なので、東京のファッショントレンドとは少し違って、サーフィンを代表としたアメリカの西海岸文化がなんとなくですがちょっと尖がった若者達のベースにありました。
Stussy や BILLABONG 、Local Motionなどのサーフブランドの短パンを履いている輩や、Patagonia の直営店が鎌倉にできてからは、Patagonia 派なんかもいて、短パンにスニーカーという服装が横浜や湘南では昔から普通だった記憶があります。
しかし、その西海岸スタイルで都内の大学(私は世田谷にある大学)に行くと「いっつも短パンだね。膝が見えるの嫌じゃない?」とオシャレ仲間から言われたことが何度もあります。
たしかに、短パンスタイルは、「涼しい・楽」といったメリットの反面、「脛毛が見える・色が白いとあまり似合わない」などのデメリットをあげる方もいます。
分かる気はしますよね。女性でも「男性の脛毛が見えるのが嫌だ」って方もいると思いますし。
現代は脱毛という手段もありますが、私はお恥ずかしながら毛が濃い方にも関わらず、脛毛を全開に出して履いています。
脛毛上等でございます笑
現在、短パンについては、たくさんのブランドが手掛けています。今だとPatagoniaとかThe North Face などが有名でしょうか。
やっぱり土地が広大で、暖かいエリアが多く、海があって山がある、そして合理的なアメリカのアウトドアブランドが得意とするアイテムだと思います。
その中で、私が昔から愛用している「グラミチ」をここではオススメします。
もちろん、グラミチもアメリカのアウトドアブランドです。1982年にカリフォルニア州のロッククライマーの聖地であるヨセミテで創業しました。
私は学生時代から短パンはグラミチと決めております笑
グラミチの特徴は、他のアウトドアブランと違って、パンツを専門として生まれたブランドであること。しかも、ロッククライミング用として、クライマーのニーズに基づいた、クライミングパンツの完成形を世に出すブランドとしてデビューしました。
その、クライミングパンツとしての機能的でシンプル、可動性の富むデザインが、逆にタウンユースにも使えると理解され、今の人気につながっています。
パンツの専門ブランドなので、他のアイテムにリソースを注がず、パンツ作りに専念している。従って当然クオリティーは高い。これはポイントだと思います。
最近のグラミチは人気ブランドなので、型数や、他のブランドのコラボレーションなどでバリエーションが増えていますが、定番はこのG-SHORTです。シンプルで機能的。カラーバリエーションも多い。
ファスナーがないなど不便な部分がありますが、その分なのか比較的安いのも良いです。素材はオーガニックコットンで頑丈に織られた生地を使っているので、洗ってるうちに多少の色落ちはしますが、長持ちします。
私の学生時代は、パープルやネイビーをよくはいていました。
デザイン面ですが、このG-SHORTを筆頭にグラミチのパンツで一番気に入っている点が「丈」です。ちょっと短いんですよね。膝がしっかりと見える長さ。
短パンの丈は長いと子供ぽくなってしまい、短すぎるとランニング用のパンツのようにスポーティーに寄っちゃうんですよね。その辺を考慮してるのか、バランスが絶妙なんですよね。
また、太さは細くなく、それなりにワイド
ここもポイントなんです。
このデザインだと、あまり足のスタイルがばれないと思います。下半身のシルエットが隠せるというか。
足が長くなくても、安心してはけると、足が長くない私は日々実感しています笑
私はここ数年は、コットンよりもポリエステル素材のものをはいています。
コットンよりは通気性で劣りますが、とにかく頑丈です。
あと、直ぐに乾く。
今は黒を2本、ダークグリーンを1本の計3本を夏場にフル稼働。ポリエステルタイプはとにかく便利ですよ。
上で、現代のニーズに即したBEAMSとのコラボレーションも出してみました。これだけ装備が付くと、機能性は上がりますが、水陸両用ではなくなります。水が入り込む部分が多くなるので。
※水陸両用にこだわる必要性は全くありません笑
このコラボがあまりに良かったので2つ買いましたけど、もう売ってないみたいですね。
グラミチは、オリジナルに加えて、コラボ商品もたくさんあるので、G-SHORTのような定番以外は、一回はいてみてから選んだ方が良いかもしれません。
グラミチは、今まで記載したとおり、クライミング用のパンツ専門ブランドとしての「技術力に裏打ちされたクオリティ」に加えて、「絶妙なデザイン」、「豊富なカラーバリエーション」などの強みがあります。
また、ブランドのパンツとしては価格も比較的安い。
私が夏場の短パンにグラミチを一押しするのも少し分かっていただけたかと思います。
最後に僭越ながらグラミチを使った短パンのスタイリングについて。
これについてはシンプルがベストだと思います。
上に着るのは、無地のTシャツかポロシャツ
シャツとかはやめた方がいいかなと。
色数も極力抑えて、多くて3色、出来れば2色のコーディネートが良いかなと。
逆に色数を抑える代わりに、派手なグラミチをはくのもありですね。
パープルとかオレンジに白のTシャツとか合いそうです。
私はグラミチを黒を2本・グリーンを1本持っているので、組み合わせとしては、「黒×白」、「黒×黒」、「グリーン×白」の3パターン
これだけで夏場のほとんどを過ごしています。
それだけだと少し寂しい方は、例えば、シルバーのブレスレットやリングを付けると、少し不良ぽくなって良いかもしれません。
あとは、グラミチや上に着るTシャツを大きめサイズで選び、ストリートファッションとして楽しむのも良いかもしれません。
今は、6月の下旬
私の休日は10月までグラミチばっかりです。
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※大好きな箱根彫刻の森美術館。この日は黒×黒のコーデ。サングラスはRay-BanのWAYFARERの黒です。腕にはシルバーのブレスレットも付けています。