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今日の状況(2025/03/03)

※今日は五節句の二番目「 #上巳 #桃の節句 #草餅の節句 」です。

2025/03/03 00:02 現在の状況

左脚の状況は相変わらず動かすと痛い状況が続いてて、布団から起き上がるのも一苦労です。
そんな状況なのでコーヒーも淹れられない。
過去の状況と照らし合わせれば、あと1〜2週間ほどでかなり痛みが改善するはずです。
まあ、確定申告も終わってるし、急ぐ案件はないはずなのが救いです。
早く元の生活に戻りたい〜


2025/03/03 00:33 今日は雛祭り

今日は #雛祭り
「あかりをつけましょ、ぼんぼりに〜」の歌い出しで有名な「うれしいひなまつり」
ただ、歌詞の中にはおかしな点がいくつかあり、作詞者も後年、その事で「できるなら、この歌は捨ててしまいたい」と言ってたようです。

この歌のおかげで一部の人は一番上に並んでるのが「男雛と女雛」ではなく、「お内裏様とお雛様」と認識してしまってます。

お内裏様に関しては、
・一番上の段をまとめて内裏と呼ぶ
・内裏におわすのは天皇なので、男雛のことで良い
って意見が分かれるみたいですが、
「雛」にはもともと性別がなく、お雛様と言ったら雛人形の事である

まあ、ここまで浸透したんだから既成事実ってことでもいいような気もしますが……って、冷静に考えると、この歌ができてからまだ100年もたってないので、今後変わるかもしれません。

あつ森のお雛様は、任天堂が京都の会社だからなのか、京雛(雛壇に向かって右側に男雛、左側に女雛)です。

【男雛様と女雛様】

今は京雛と言ってますが、江戸時代まではこの並びが普通でした。
いにしえのお雛様展とかに行くと、江戸時代までのお雛様は京雛なのを確認できると思います。
今の一般的な、向かって左側に男雛、右側に女雛の並びは、明治天皇が欧米に倣って公式の場では皇后の右側に立ったのを真似て飾ったとか。
ただ、天皇が京都から東京に移って、並び方も変えたのが許せなかったのか、今でも一部地域では京雛の並びで飾ってます。
たぶん、京雛の並びでない方を関東雛と言ったのは京都の人のような気がします。
その後に関東雛の対義語で関西雛が生まれたような。

ちなみに、昔は雛壇に向かって右側に男雛、左側に女雛の並びだった(というより、公式の場で天皇が皇后の左側に座していた)のは、大陸から渡ってきた「左は右よりも格上」って思想からでしょうね。

例えば舞台では客席から舞台を見て右側が上手、左側が下手になります。
これは舞台上で(客席側を向いて)左から順に偉い人が並ぶから。

例えば神社にある狛犬こまいぬとか石獅子せきししとかの像。両方とも神様の守護獣ですが、向かって右側が獅子で左側が狛犬です。
神様から見て左に格上の獅子がいます。
お正月に見る獅子舞の獅子ですね。

ちなみに、「ししおどし」のししは、獅子ではありません。神様の守護獣を脅したりしたら、どんな天罰がくだることか。
鹿おどしししおどし」は、猪のししいのしし鹿のししかのしし、つまり畑や庭を荒らす猪や鹿を近づけないための仕掛けです。
奈良にしかいないイメージの鹿ですが、昔は日本中(本州、四国、九州)の山の中や里の近くに猪や鹿が住んでいて、里に降りて畑や庭を荒らしてたとか。

と、書き出すとまとまりがなくなるので、今日はこの辺で。
※この辺りの話は諸説ありすぎて、これが唯一ではありません。


2025/03/03 11:04 桃の節句と草餅の節句

今日はこの辺で……とかいってましたが、外から冷たい強い雨音が聞こえてきて安静にできてないので何か書きたいなと。
しかし、今日から今週中盤まで冬の寒さで、また週末から寒くなってって、令和になってからの気温の乱高下には凄まじいものがあります。

で、今日は桃の節句に草餅の節句。
とは言っても節句は日付けがキーになってたおかげで、明治時代に太陰太陽暦から太陽暦に移行した際に一月ひとつきほど早まってしまいました。

そのおかげで「月遅れのお盆」とか「月遅れの七夕」とかができちゃいましたが。
あと、日本の暦を管理してる国立天文台は「伝統的七夕の日」(旧暦の七月七日)を発表してたりします。
国立天文台は国の機関ですから「太陰太陽暦(旧暦)は使わない」と宣言してる関係で、「旧暦の〜」は発表出来ないので、便宜上「伝統的〜」の言葉を使っていますが、どうせなら五節句全ての日付を発表してもらいたいものです。

ちなみに今年の旧暦の桃の節句は3月31日。関東のソメイヨシノの満開予想日で八重桜も咲いてるあたりです。
桃の季節は桜の季節と同じくらい。日本人には桃の花より八重桜だったと思います。

同じように草餅のよもぎやハハコグサの旬もこの辺りから5月頃まで。
なので、桃の節句は草餅の節句でもあるのですが、今では草餅って端午の節句に食べるものみたいになってます。
ちょっと旬を逃してるような残念な気もしますが。
ちなみに旧暦の端午の節句(5月31日)では完全に旬を逃してしまってますね。
昔の端午の節句は梅雨入りの香りが漂ってくる頃といってましたし、雨が降る中の鯉のぼりは「鯉の滝登り」を連想して縁起がいいとも言ってたようです。

と、書いてると、やっぱりまとまりがなくなったので、この辺で。


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