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Arim(ありむ)
2019年12月24日 18:27
その人がいるだけで世界が優しくなることがある。地球の上で、米粒のようなもっともっと見えなくなりそうな、小さな影を落とす人の時間。見えなくなりそうな点かもしれないけれど、確かにある時間。遠い天体を見上げて、小さな星と星の間にも、数え切れないほどの星があるのを知るように。夢を語り、歌を歌った日が今日も暮れていく。白い紙に色を塗った。直線や曲線を描いた。誰かの声に包まれていた