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昨日、犬の散歩の道すがら
近所のイタリア料理屋さんから栗を焼いていたので買って帰った。

ほどよく甘くておいしい栗だった。
ほくほく。

どこにでも生えてる木が、こんなにおいしい実を落としてくれるなんてすごいなあなんて改めて思った。

いつか定住する家はユリノキを植えたいけど、
栗も植えなきゃなあ、なんて考えた。

で、建部清庵さんを思い出した。

あまり知られていないけれど、
江戸末期のお医者で岩手の生まれの人。

以前仕事で、この建部さんを調べたことがある。
なかなか面白い人だった。
彼の著作といえば『民間備荒録』で
飢饉の際、どの草が食べられるのかというのが細やかに綴られてある。
中にはその辺に生えてるオオバコも主食の一として書かれてあるから
度重なる飢饉によって食うものがないという当時の状況は相当なものだったのだろうなと想像できた。

この本の中で、家のそばに植えて備えとくと安心と建部さんが念を押す植物がある。
「四木一草」=なつめ、栗、柿、桑、菜種。

難しいことは置いといて、
栗が美味しかったのでこの際全部植えとくかと思った次第。

余談
柿や桑や繊維やその保護に使うも念頭にありそうだけど、
栗は食用以外に何かあるのかな?
ましてなつめは全然わからない。見たこともあまりないな。



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