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PAD学者はマーカーマスターの夢を見るか 絶オメガ検証戦を完走した感想


はじめに

このNoteは前日までエーテルパクトが使えなかった学者歴0のPAD学者(コントローラー学者)が絶オメガに挑戦し、なおかつP5の金オメガでマーカー付与担当をした内容の事後検証記録です。

これから絶オメガに挑戦し、なおかつマーカー付与担当を決めなきゃならない…!となったときに「PADでも出来るか?どうか?」と検討する材料にして頂ければと思います。

…結論から言うと、ヒーラー以外はPADでマーカー付与担当はやめた方がいいと思いますし、そもそもよほどの事情が無い限り各々がマクロでマーカーを付ける方式を採用した方が健全だと思います。

ついでに、完走した感想とか諸々も書いていきます。

そもそも…なんで学者歴0の人が絶オメガで学者やってるん?

なんででしょうね?
元々は機工士として参加していましたが、
P3時間切れが見えたところで諸般の事情により学者が抜けてしまいました。

補充メンバーを探したところ、クリア済みの赤が踊り子で入ることになったため、誰が代わりの学者をするかの話し合いがありました。

「白を学者にシフトして機工を白にする?」※白はメイン学者
「暗黒騎士を学者にシフトして機工を暗黒にする?」※暗黒もメイン学者
という話も出たものの、タンクのペアを極力崩したくない、既存のヒール回しを維持したいということから私が学者にジョブチェンジしました。

その結果、学者歴0時間で絶オメガに挑戦する学者が誕生しました。
よく許容しましたね弊固定。


そもそも機工士も高難易度レイドでは出したことが無く、
「不足したロールやるよ~」と言ってたらレンジが足りなかったので前日にレベル90にしたという話もあり、未経験ジョブ挑戦自体は別に…というところはあったりしましたが…。


実際のフェーズ毎の感想・検証

P1 オメガフェーズ

サークルプログラム
機工士での感想:ちょろい(優先度チェックだけ大変)
学者での感想:マジキツい…
機工士でプレイしていたときは誰かに平手打ち(/slap)をするくらいの余裕はあったのに、学者になった途端思考量と作業量が増える。
3番目塔/4番目塔のケアはヒーラーだけで無くタンクの手伝いとDPSの自衛も必要。みんなで協力しよう。

英語版での名称「Program Loop」の名の通り、かなりの数をLoopすることになるので疲労が蓄積する。
ロール問わず全員がミス多くなりがちなところなので、ミスをしても責めずに、ミスが多くなってきたら休憩を挟むのがポイントかもしれない。
誰がミス多いなんて言うのは厳禁ポイント。普通に難しいし。

零式の頃から思っていたけど、オメガ系統は英語版の方が格好いいと思っている。

パントクラトル
機工士での感想:ちょろい
学者での感想:詠唱出来ない…
機工士ではサークルプログラムと同じくらいの余裕はあった。
学者になった途端やることが増えた。

詠唱職の滑り打ち詠唱のために捨てる円は綺麗に重ねること。ヒール漏れを起こさないために一人受けの出るタイミング、帰ってくるタイミングを統一すること。このあたりを気をつけておけばみんな幸せになれる。

P2 2体フェーズ

連携プログラムPT
機工士での感想:見えない…
学者での感想:ちょろい(機工で慣れた)
とにかくオメガM/オメガFを探して安置を判別するのが大変。動画で見た感じと実際にプレイしたときのスピード感の乖離に驚く。
あまりに判別出来ないのが悔しすぎたので動画を1.25倍速で見て特訓した。特訓の成果は抜群だった。これを固定では精神と時の部屋と呼称した。
見つけられない人、マジでオススメ。

プレステ散開は一列に並ぶ方式を採用したが、苦手な人がいればその人を一番端っこに据えておくとより安定したかもしれない。

1.25倍で見慣れるとわりと余裕あるなって気持ちになる。
ただし失敗しないとは言っていない。

連携プログラムLB
機工士での感想:ちょろい
学者での感想:ちょろい
距離減衰中央捨てを採用した結果虚無のフェーズとなった。多分他の固定もそう。
アロー誘導のために3マーカーに集まるが、ちゃんと集まらないとど真ん中を貫くケースがあるので注意したいところ。3マーカーにちゃんと集まりさえすればGGパターンは理論上存在しないはず。

P3 ファイナルオメガフェーズ

ハロー・ワールド
機工士での感想:ちょろい
学者での感想:別ゲーすぎる
機工士は自由に動き回れる存在故に何も苦労しなかった。一方学者では滑り打ち(最悪ルインラで逃げるが…)やヒール漏れなどに気をつける必要があった。
ヒーラーと詠唱職いじめが酷いフェーズだと思った。けど慣れるとマシ。

あと、一番最後にサークルを踏む人は自衛をしてあげると多分ヒーラーが喜ぶ。最後の線を切る人はPTのHPが大丈夫そうかちょっと確認した上で切ってあげるとイケメン。

P2終了からP3入るまでの移動しながら頭割りor範囲を捨てるギミック。
上から見るとサングラスをかけたようになって見づらい。

検知波動砲
機工士での感想:ちょろい
学者での感想:ちょろい
検知式波動砲は十字処理式を採用した。アスト式は8人の中で優先順位確認+行く場所判断と思考負荷が高いと思った一方で、十字処理は見るのは自分含めて4人+行く場所は実質2ヶ所なので楽ではあった。
雑に突破するだけであれば2~3回目のトライでいけたのと、習熟にかかる時間は少し短かったので採用して良かったと思う。

本来の十字処理ではTH組/DPS組と分かれるが、バーストタイミングでH以外が忙しくて見逃す可能性が高い、ということで学者と黒のポジションを入れ替えてヒーラーをコール担当にした。そのおかげで見逃し率はわりと減ったと思う。

十字処理と言っているが固定ではしっかりめに移動して処理することにしていた。
視線ギミック化というより、思考負荷軽減が主体となっている。

P4 ブルースクリーン

感想:たのむ、私に頭割りを付けないでくれ。
ここからは学者Only参戦。
フェーズの開始~終了時間がきっちり決まっているのでブレない回し方が出来て喜べる。
最初の頭割りの音が3回聞こえたくらいで疾風怒濤を入れてあげると1回目の頭割りで交代が必要になった人がスプリントを使わなくて済む。それ以降、また交代対象になったら自分のスプリントが切れるのでちょっとだけ安定する。ただし、連続で交代対象者になったら諦めてほしい。

DPSを少しでも稼ぐために黒をCマーカー上において固定砲台にした。

P5 金オメガ

デルタ
感想:フィールド全体を使うせいでヒールが難しい
一番のメインギミックかつ最大の難所。徹底的に予習+クリア者からの注意事項を共有したことにより理解度が高い状態で突入出来たとは思う。とはいえミスはするものなので、そのミスをいかに全員に共有できるか、というのが重要かと思う。

6.4以降では一部のヒール等の範囲が広がったおかげで実質的に緩和されたものの、要所ではちゃんと集まるクセをつけないと普通に死ねるので注意。

シグマ
感想:マーカー付けが本当に難しい
ギミック自体はかなり単純。
弊固定ではマーカー付与+塔散開はクリリン散開時のプレステマーカー基準(マクロを押して決定する)タイプで実施した。

ハムトンの動画をベースに攻略をしていたが、散開位置が非常に直感的じゃないので散開位置を変更した。「動画ではそうだから~」と思考停止せず、せっかくの固定であればより良い方法を検討する姿勢は忘れないようにしたい。

ハムトンの動画で紹介されていた方法(動画より抜粋)
鎖マーカーと攻撃マーカーの場所に統一性が無くてちょっとわかりにくい。
固定で変更した散開方法。
鎖マーカー、攻撃マーカーともに①がビームの進行方向、③がビームの進行方向の逆とした。
回転方向によって左右反転するが、考え方は変わらない。

シグマ:マーカー付与
途端に一人だけ別ゲーが始まる。(【】の行がマーカー付与に関する行動)
・詠唱完了と同時に士気でバリアをばら撒く。
・【同時に右手だけコントローラーから手を離しマウスに持って行く。】
・【北側担当のマーカーを付与する。】
・自分のプレステマークのマクロを押す。
・【コントローラーを持ち直しつつクリリン散開に滑り込む。
  (恐らく滑り込んだくらいでプレステマークが消える。)】
・赤マーカーの付与状況に合わせて所定の位置に移動する。
・赤マーカーの処理が終わったら中央に寄ってヒール。
・ノックバックしてから所定の塔に入る。
・【塔に入りつつ残りの人のマーカーを付与する。】
・塔の処理が終わったら中央に戻りつつヒール。
・シグマ後半のハロー・ワールド処理をする。
・【処理中/処理後にマーカーをすべてリセットする】
・【シグマ後のAA中にオメガのための仕込みをする
  (またコントローラーから手を離す…)】

下手をすると自分についたプレステマーカーが何か見る余裕が無くなる場合もあるので、付いたマーカーを誰かにコールして貰う/クリリン散開は確実に右側or左側を優先して開けて貰うなどの対応をするのが無難。
シグマ自体、ヒーラーは元々やることが多少多いので、さらに追加でやることが増える分は楽をさせて貰わないと割に合わない。

必死にマーカーを付ける様子。
この後塔処理のために下にある○×△□を押してクリリン散開に混ざる。

オメガ
感想:やはりマーカー付けが難しい

他の固定の感想でも書かれているけども本当に何も無いフェーズ。難しいのは最初の避ける部分。それも最初の安置は一人のコールに押しつけて安定化させた。
後半の散開は(一人マーカー付与で苦労している分)本当に何も無かった。
とはいえ、みんなが広がる分ちゃんと回復しないと死ねる可能性はあるのでヒラはちょっとしんどい。

オメガ:メインテーマのマーカー付与
シグマと違って殴るorヒールしつつマーカーを付与する必要がある。
最低限攻撃スキルはXHBの十字キーに寄せておき、L2を押しながら十字連打(つまり左手だけで)で攻撃を出来るようにしておいた方がいい。MTへの回復はあまり出来ないことを前提に相方ヒラと相談しつつ決めた方がいい。(今回はエーテルパクトでお茶を濁すことにした。)
ハロー・ワールド処理の2回目用のマーカー処理は1回目のポジションについたらすぐにした方が良くて、"ポジションについたわ~"ってのんびりするとマーカー付与が途端に忙しくなってワイプしちゃう(多分1敗)
それと(シグマにも言えることだけど)他の人のマーカー付与後に自分のデバフやマーカーを見ることになるので、マーカー付け終わりで安心してはいけない(多分3敗くらいしている)

マーカー付けのため左上PT欄にマウスカーソルがある一方で、WXHBが起動している様子。
とりあえず攻撃の手は止めない工夫をしたところ。

P6 アルファオメガ

感想:BHが一番難しいのでは…?(次点でPH/タンク)
ほぼすべての攻撃において軽減が1個でも抜けると致命的になる(を通り越してワイプする)フェーズ。
事前にどれだけイメトレしつつ、スキル計画を立てても実際にやると思ったとおりに行かないので、1回1回を大切にフィット&ギャップしていく必要がある。
コスモアローやリミッターカット波動砲のAoEは踏まないのが一番良いが、踏んだらいけないと必要以上にプレッシャーを感じてはいけないし、他人にプレッシャーをかけてはいけない。(なお、クリアまでにコスモアローは5回ほど踏んだ模様。)
ほどよく緊張、ほどよくリラックスで挑みたいところ。

学者としての感想は…全体的にAoEを避けながら軽減のセットアップをしないといけないのがかなりヤバい。逆に上手くいくようになってくると脳汁が出る。メテオ以降は事前に組み立てたスキル計画が上手くハマったおかげで一発で時間切れを見ることが出来た。これは相方ヒラや他軽減、LB担当の動きがちゃんとしていたおかげでもあるので、ヒラだけの功績ではないが、それでも上手くいったのは非常に嬉しかった。

ちょっとでもDPSを出すために薬を割るタイミングを最後の時間切れ詠唱に変更した。
開幕学者は忙しい。

総括

パッドでマーカーマスターとしての感想
出来なくは無いけど普通にキーボード/マウスのヒーラーにお任せするのが無難。パッドのヒーラーがやるのはわりと最終手段に近いものがあるのでオススメはしない。
たぶんヒーラー以外がマーカーマスターをやるのはオメガで詰む(2分バーストがオメガです!)ので、ヒーラーが出来ないなら各々がマーカー付与するマクロを使用するタイプにした方が無難。

一般的な感想
(DPSでやったのがほぼ前半だけなので確実なことは言えないものの)恐ろしくヒラだけ難易度高くありません???
DPSはDPSで火力出す/調整するのが大変だとか、タンクはちゃんとバフ軽減を入れるのが大変だとか、そういったところは尊重しつつも、ヒラだけ頭一つ飛び抜けて難しいように見える。
(恐らくは)攻撃出来る最中のギミック処理中も諸々ヒールしないといけないのはまだ納得できるが(それでもサークルプログラムなんかは顕著にヒラが難しいと思っている)、攻撃できないギミック処理中でもヒールが要求されるされるのに対してDPSやタンクは攻撃ないからほとんど動くだけじゃん?という対称性の無さがそう感じさせているのかもしれない。
そんなわけで、これから絶オメガに挑戦しようとしている方々、もしくは挑戦中の方々はどうぞヒラに優しくしてあげてください。

どうぞヒラに優しくしてあげてください(重要)

ちなみにアチブ名が英語版だと素敵なので英語でプレイしてました。
詠唱や台詞でギミック判断する必要が無いので割と簡単です。

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