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賑やかな繁華街「京都・木屋町」に流れる高瀬川
こんにちは!アーキロイドの福井です。
京都の四条から三条のあたりの「木屋町」は、賑やかな繁華街のイメージだ。
そこに流れる高瀬川沿いは、ちょっと不思議な散歩道だな〜と思っていた。
そんな高瀬川は、角倉了以(1554-1614)・素庵(1571-1632)親子によって開削された京と伏見を結ぶ全長約11キロの運河だったそう。
(慶長16年(1611)~19年(1614)に完成)
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下の絵のように、水深30センチなので、舟に船頭が乗り、曳き子が岸から綱で引っ張っていたようだ。
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下の写真は、今も一つだけ残っている「舟入(フナイリ)」。
荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所「舟入」が最大9か所設けられ、多くの商人、特に材木商が多かったことが「木屋町」の由来。
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古い地図には、舟入が記されている。
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そして、橋の袂(タモト)の石垣の下の方に、草に隠れた縦格子がある。そこから、これから行く廣誠院(コウセイイン)の庭へ水を引き込んでいるんだとか。
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廣誠院(コウセイイン)のレポートは、また明日〜!福井
『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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