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じっくり考えたけれども、出た答えは?


先日、お客様先で開発をしていました。

現在はAzureを用いたWeb開発をしているのですが、
毎日楽しいですね。

お客様と打合せをしているときも、
「こんなことできるの!?」という反応もいただいて
リモート越しにドヤ顔をしているみたいな。


こうやってテンションが上がっていると
私には陥りがちなパターンがあります。

次の開発の設計をしているときに、画面のデザインをどうしたら使いやすいかを開発チーム内で検討していました。

ああしよう、こうしよう、と案がたくさん出てくる中、
もちろん私も案を出します。
そして、その案を強く推しがちになります。

これが、テンションが上がっているときのパターンです。

これがお客様にハマれば良いのですが
「陥りがちなパターン」と言うからには上手くいかないことも多いです。

「あれ?今回の画面イメージはあんまりきれいじゃないな~」

と言われて、ショボーンとしてしまいます。

しかし、最近はこのようなパターンに陥ることが減りました。

今回は、勝手に自分で決めないための考え方を紹介しようと思います。


誰が答えを持っているか

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私が意見を言う前に意識していることは、この言葉です。

たとえば、画面イメージを相談しあっているとき。

✅ボタンをどこに置くか
✅色や文字サイズをどうするか
✅メッセージの出し方や一覧の出し方をどうするか

このようなことを話し合っているとき、

答えを持っているのは開発チームではない

ということです。

開発チームが持っているのは、
どうやって実現できるか?
という技術的な案だけであって、

実際にどうしたいのかは、お客様しか知りません

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このことに気づいたときから、
自分が上手くいかないパターンに陥ることが減りました。

開発チーム内で打合せをしているときに
システムの動きをどうするかという話を延々とするときありますよね。

こういうときこそ、一旦落ち着いて

「誰が答えを持っているのか?」

から考えてみてください。
この答えを開発側が持つべきであれば、そのままとことん話し合いましょう。チームで一番良い案を出しましょう。

しかし、その答えを開発チームが持っていないと気づいたときは!

「これ、話していても仕方がないのでお客様に質問として投げませんか?
チームで話し合うのは、どこまでならできるかという技術面に留めておいて。」

という一言を出しましょう。

これだけで、チームの中でのあなたの立場はより明確になります。
あなたは冷静で一番お客様目線で考えられているという見られ方をします。

どんなときも、お客様目線

これを実現できるひとつの質問ですね!

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