「自分らしさ」を追求しに台湾へ!タピオカメンバー照屋奈津実さんに聞いた、ここでしか聞けない台湾留学のリアルとは!
こんにちは!タピオカ留学ARCHです!
今回は、照屋奈津実(てるやなつみ)さんにインタビューしてきました!
奈津実さんは台湾国立政治大学社会学科で、9月から四年生になります!
タピオカ留学ARCHのブログ部運営メンバーとして活動しています🧸
今回はそんな奈津実さんに台湾留学の実態や奈津実さん自身の魅力について深掘ってお届けしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介
ーこんにちは!今回はよろしくお願いします!
まず、簡単に自己紹介をお願いしてもいいでしょうか?
奈津実さん:こんにちは!照屋奈津実(てるやなつみ)です。政治大學の社會系(社会科学部社会学科)の3年生です。よろしくお願いします!
ーよろしくお願いします!始めに奈津実さんについてお聞きします!奈津実さんの趣味や性格はなんですか?
奈津実さん:一番の趣味は大学から始めたバドミントンです!
私の性格は、自分に甘いところがありますが、好奇心が強く、変化を楽しめる部分があると思います。
ーバドミントンが好きということだったのですが、元々運動が得意だったり好きだったのですか?
奈津実さん:いえ。元々運動神経はあまりいいほうではなくて、むしろ苦手でした。ですが高校の授業で初めてバドミントンを楽しいと感じ、大学入学をきっかけに本格的に始めたところ、一番の趣味にまで発展しました!
ーそうだったんですね!新しいことを始めるという奈津実さんのチャレンジャー精神がわかりました!自分には甘いということでしたが、奈津実さんのMBTIをお聞きしてもよいでしょうか?
奈津実:MBTIはESTPです。「起業家」といって、挑戦を楽しむ活動的な性格なのですが、計画性に欠けていたり、思ったことをそのまま言ってしまう、という短所があります。
ーそうなんですね!奈津実さん的にこのMBTIは合っていますか?
奈津実さん:合っていると思います!
ー次に奈津実さんを一言で表すとなんでしょうか!お聞きしたいです!
奈津実さん:『自分』です。日本の文化で、自我を出しすぎず、ある程度のキャラを作って人と接するという文化があると思いますが、私にはそういった日本の文化は合っていませんでした。ありのままの自分でいたいという思いが強くあり、一言で自分を形容するのが難しいのでこの言葉にしました。
ー留学を通してより自分らしくなれたということですね!
ちなみにどのような理由で台湾留学を決めたのですか?
奈津実さん:兄が台湾留学を提案してくれたのがきっかけです。兄は大学時代に台湾に数回の短期留学の経験があり、兄が日本へ帰ってきた際に「そのまま台湾の大学に進学する道もあるよ」と教えてくれ、それがとても魅力に感じ台湾進学を決めました。
ーそうなのですね!元々留学には興味はあったのですか?
奈津実さん:興味はなく、元々日本の大学に進学する予定でした。
ーその中で大きな決め手となったものは何がありましたか?
奈津実さん:元々言語が学ぶのが好きだったり、海外で生活してみたいという気持ちがあったのと、一番は自分の性格を変えたかったからです。
海外では、日本よりも皆がのびのびと過ごしているイメージがあったため、私も周囲に気を使いすぎず、もっと自分らしくいたいなと思ったからです。
ーありがとうございます!先ほどにもおっしゃっていた通り自分らしさは奈津実さんが大事にしている自分軸の一つなのだと感じました!
台湾に来る前の準備は?
ーお兄さんから台湾留学進められたっておっしゃってたと思うんですけど、 台湾来る前はどのように中国語の勉強されてましたか?
奈津実さん:台湾に来る前は、中国語教室に通って中国語の勉強をしていました。
ーその際に困ったこととか、中国語勉強してる人におすすめの勉強法とかありますか?
奈津実さん:私はずっと読み書きの勉強ばかりしていて会話の実践練習をしてこなかったので、台湾に来たばっかりの時は、ネイティブの言葉が聞き取れないし、自分も言いたいことを全然話せなくて苦労しました。
なので日本にいるうちにネイティブや中国語を話せる相手がいるなら、 積極的にどんどん関わって、たくさん話す練習をしておくのが良いと思います。
ー奈津実さんは個人で大学申請されたのですか?
奈津実さん:はい。申請はエージェントには頼らず個人で行ったのですが、自伝や学習計画書などの書類は、中国語教室のネイティブの先生方に添削をしてもらいました。
困ったことは、大学のサイトを中国語で読まないといけなったり、自伝などの書類をすべて中国語で書かないといけなかったことです。
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大学生活について
では、ここからは大学生活について聞いていきたいと思います!
なぜ政治大学と社会学科を選んだの?
ーまず、なぜ現在通われている政治大学を選びましたか?
奈津実さん:大学は学科で決めました。私は社会学科に通っているのですが、元々興味があった社会学を学べる大学から探していって、台湾大学と政治大学の2点に申請をし、政治大学とご縁があってこちらの大学に進学することになりました!
ーありがとうございます!ちなみに社会学科ではどのようなことを勉強しているのですか?
奈津実さん:社会学科では、主に社会の構造や移り変わり、現代社会の課題などが学べます。また、統計データを使って社会現象を科学的な観察対象として研究します!
ー研究まですごい!主な授業内容も聞いてもいいですか?
奈津実さん:1年生では社会学の幅広い知識と統計学を学びます。
2年生では社会学理論という授業で、西洋の古典的な社会学者たちの理論を細かく学びます。3年生では社会学における研究をどのように進めるかという社会学研究方法という授業があります!
授業は基本すべて中国語ですが、選択次第で英語で行われる授業を選ぶことも可能です。
ー奈津実さんが思う学科の魅力はなんですか?
奈津実さん:社会科学について幅広く学べるところがとても魅力に感じています!例えば政治社会学、教育社会学など○○社会学と後ろにつくと全てが社会学になるので、社会学の範囲で、社会全般についていろいろ学べるのが魅力だと感じています!
ー聞いたところとても魅力たっぷりな学科だなと感じました!逆に学科の大変なところはどのような点がありますか?
奈津実さん:大変な点は2つあります。
1つ目は統計学です。文系なので数学はあまり必要ないと思っていましたが、統計学には多くの数学的な要素が含まれています。社会学でも統計学は重要視されているため、統計やデータの勉強を中国語で行うのはとても難しかったです。また、この統計学の授業では統計ソフトの学習も必須で、Rというプログラミングソフトも学ばなければならなかったのが大変でした。
2つ目は社会学理論です。社会学理論の授業では、選択問題ではなく論述テストが行われる場合が多く、古典的な社会学の理論を、論理的にかつ正確に理解する必要があるため、難しいなと感じました。
ーもしこの学部で学びたい!という人がいたときに、奈津実さんならどのようなアドバイスをしますか?
奈津実さん:私が高校で理系を選択していたため倫理の授業を選択できませんでしたが、もしまだ選択の段階でしたら、倫理の授業を選択することをおすすめします!社会学では高校の倫理の授業で学ぶような学者が多く出てくるので、社会学の勉強に役立つと思います。
あとは、国語の論理的に理解するための読解力も重要だなと思いました。また、英語の論文も読む必要があるため、英語の勉強もしておくことをおすすめします。
日本人との関わり方
ーちなみにに政治大学にはどのくらいの日本人がいますか?
奈津実さん:交換生を含め全体では80人くらいいます。大学の生徒数が1万人くらいなので、ほかの大学と比べると割合的に少ないほうだと思います。
ーありがとうございます!この質問は気になる人は多いと思うのですが、日本人とかかわるということに対して、どのような考えを持っていますか?
奈津実さん:台湾に来た当初は日本人と関わらないほうがいいと思い、台湾人と多く関わるように気を付けていましたが、一年生の時のルームメイトになった日本人の友達とは今でも仲が良かったり、「タピオカ留学」を通して出会ったメンバーは良い刺激をもらえる方が多いので、国籍に関係なく、一緒にいたいと思える人と関わっていこうと考えるようになりました。
ー大変な留学生活を共に頑張れるような仲間がいることはとても心強いですね!日本人は少なめということですが、ほかの外国人はどのくらいいますか?
奈津実さん:政治大学は東南アジアの学生が多いです。また、去年から交換留学が解放されて、欧米の方もよく見かけるようになりました。
学科にはマレーシアの華僑の方が数名いるのですが、外国人は私と韓国人の先輩1人のみです。
ー外国人の方たちと関わる機会はありますか?
奈津実さん:あります!特に1、2年生は外国人限定の中国語クラスがあるので、たくさんの外国人の方と関わる機会がありました!
ー台湾人のみならず、外国人の方と関わる機会が多くあることはとても魅力的ですね!
暮らしについて
ーここからは暮らしについて質問していきたいと思います!
今はどこに住まれていますか?
奈津実さん:現在は寮に住んでいます!
ーそうなんですね!寮は何人部屋ですか?ルームメイト構成も教えてください!
奈津実さん:4人部屋です。1年生の時は全員日本人だったんですけど、2、3年はあえてメンバー全員台湾人の部屋を選んで住んでいます。
ーってことは奈津実さん以外台湾人ということですか!?雰囲気とかはどうですか?
奈津実さん:普段はそれぞれの生活をしているのですが、時々みんなでおしゃべりをしたり、学期に一度ご飯を食べに行ったりするような雰囲気です!
ーありがとうございます!なぜ寮を選んだのですか?
奈津実さん:1番は安いっていうのと、学校にすぐ行けるっていうのが大きいです。でも寮は安い分狭いし、1人の空間があまりないので、4年生になったら1人暮らしもいいんじゃないかなって思ってます。
ーでは政治大学の周りの生活はどのような感じですか?
奈津実さん:大学の周りはレストランがたくさんあって、 基本的な生活は問題ないんですけど、洋服が買えないので、 服が欲しくなったら隣の町まで出かけて調達する、という感じで生活しています。
授業外での活動について
ーどのような大学生活を過ごされていますか?
奈津実さん:学業に加えて、バトミントン、大学の日本人学生会でのイベント企画、アルバイト、タピオカ留学のブログ部での活動に力を入れています!
ーアルバイトもされていたんですね!ちなみにどんなアルバイトですか?
奈津実さん:そうなんです!アルバイトはマレーシア料理と台湾料理を扱うレストランで働いています。入学当初からよく通っていた一番好きなレストランだったので、ここで働くことにしました。
賄いももらえるところがポイントです!(笑)
ー賄い!大事ですね(笑)周りのスタッフはマレーシア人が多いのですか?
奈津実さん:マレーシア人も数人いますが、台湾人の方が多いです。
好きな料理のお店でバイトしながら、中国語でのやり取りを学べるという、とても良い環境で働かせてもらっています!
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ー素晴らしい環境ですね!それでいうと台湾に来る前と来た後でなにか変化はありましたか?
奈津実さん:特に大きな変化で言うと、台湾に来る前は周りの目を気にして、あんまり目立たないようにしていたのですが、 台湾に来てからは、自分の好きなことを追求して、どんどん新しいことにチャレンジして、自分や環境の変化を楽しめるようになりました。
今頑張っているのは、タピオカ留学ARCHのブログ部での活動です。
ーそれはとても素晴らしい変化ですね!ここでARCHという言葉が出たのでここから奈津実さんにARCHについて聞いていこうと思います!
タピオカ留学での活動について
ー現在タピオカ留学ARCHのブログ部で活動されていると思うんですけど、タピオカ留学はどうやって知ったんですか?
奈津実さん:元々タピオカ留学のinstagramをフォローしていて、そこでブログ部の新メンバーを募集していたのを見て、文章を書くことに興味があって応募しました。
ー昔から文章を書くことが好きだったんですか?それともなにかきっかけがあって、 好きになったみたいなエピソードとかありますか?
奈津実さん:特にはないんですけど、私自身、話すことがあんまり得意じゃなくて、その分文章を書いて人に伝える方が自分は得意だというのを感じていたので、この機会にブログという方法で文章力を高めたいと思い、応募しました!
ーでは、そんなブログ部の中で伸びたなとか成長したなっていう部分を教えてくれると嬉しいです!
奈津実さん:読者目線に立って、どういう知識や情報が欲しいだろうかというのを客観的に考える能力が身についたと思います。
自分だったらどういう情報が欲しいだろう、というのを考えて、それならこの情報はあんまりいらないなとか、 もっとこの情報があった方が面白いんじゃないか、などを考えて書くようにしてます。
ーありがとうございます!そんなたくさんの団体に参加している奈津実さんは、いろんなことに挑戦するその原動力とかお聞きしてもいいですか?
奈津実さん:原動力というか、楽しそうって思ったのは始めるようにしてたらこんな結構色々参加しちゃっている感じになりました(笑)
ーそういういろんなことに挑戦することはとても大切なポイントだなと自分も思います!ありがとうございます!
台湾の魅力は?
ー奈津実さんが思う台湾の魅力を教えてください。
奈津実さん:私が台湾の魅力だと感じるのはこの3つです。
①交通の便利さ;交通が便利でかつ安くて、どこへでも遊びやすいところが台湾の魅力だと思います。
②食べ物が安くて美味しい;外食文化なので、作る手間もなく、時短!しかも美味しくて安いので、とっても好きです。
③多様性;ジェンダーの多様性や同性婚が認められているところなど、台湾人のそういう人に対して寛容だったり、多様性に理解があるところが台湾の魅力だと思います。
ー同感です!逆に生活の部分で困ったことはありますか?
奈津実さん:一番は大学の勉強です。 特に1年生の頃は中国語が全然できなかったので、授業が聞き取れなかったり、課題が難しかったり、グループワークでメンバーに迷惑をかけてしまって落ち込むこともよくありました。
ー最初はとても大変ですよね💦逆に台湾留学をしていて良かった思い出はありますか?
奈津実さん:良かったところは、多様性に理解がある国なので、日本のように自分を周りと比べずに済んだことです。周りの目を気にせずに自分の好きなことに挑戦できたり、自分の個性としっかり向き合えたことが、台湾に来て良かったことです。
これからについて
ーこれからの目標や夢があればぜひ教えてください!
奈津実さん:大学での目標は、4年生までに『ネイティブレベルまで中国語が話せるようになる』ことです。また、卒業後に『どんな場所でも必要とされる人材になる』ことです!そのためにもっと成長したいと思います。
ー将来どのような職業に就きたいなどの具体的な方向性は決まっていますか?
奈津実さん:まだはっきり目標が決まってないんですけど、世界で活躍できるような人になりたいです。将来働く場所としては、現在は日本で就職する方向で就活を進めています。
ーありがとうございます。夢とか目標とか、すごい刺激になります!最後に現在台湾留学を目指している人たちへアドバイスをお願いします。
奈津実さん:台湾に来たら視野を広げられたり、日本にいたら得られない経験や可能性が広がるので、とてもおすすめです。 心配も沢山あるかもしれませんが、それ以上に楽しいことや得られることがたくさんありますよ!!
以上、照屋奈津実さんのインタビューでした!
いかがでしょうか?
台湾留学を通じて自分自身を大きく成長させ、自分らしさを大切に日々努力する姿に、とても刺激をもらいました。
興味を持ったことには何でも挑戦し、グローバルな人材へと羽ばたく奈津実さんの今後の活躍にも期待です!!
またこちら奈津実さんの執筆したおすすめ記事になりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回の記事が参考になれば幸いです!
執筆:Moeka、サムネイル:Rin
『台湾留学したいけど、何から始めれば良いの?』
『現地のリアルな声を知りたい!』
『そもそも台湾ってどんなところ?』
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