読書感想文(291)三上延『ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜』

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回はオススメしてもらった本を読みました。
かなり前にドラマ化された時、ドラマを少し観た記憶がありますが、話は殆ど覚えていません。本の日焼けの角度から持ち主の家を探していたような気はしますが……。

感想

面白かったです。何が良かったのかと言われると、一旦迷うのですが、多分一番は雰囲気かもしれません。
本が好きな人なら、紙の本の雰囲気ってわかるのではないかと思うのですが、あの雰囲気が作品の中の世界に満ち溢れています。
ミステリーとしても面白いのですが、やはり本の香りを感じられる所がいいなと思います。
そういえば昔、『下鴨アンティーク』という本を借りて読んだのを思い出しました。こちらも本にまつわる話が多く、京都という舞台も相まってとても素敵な世界観でした。

この本を読んでいると、色々と読みたくなりました。
夏目漱石の『それから』は読んだことがありますが、太宰治の『晩年』は読んだことがありません。
小山清『落ち穂拾い・聖アンデルセン』は予想通り本屋さんになさそうなので、古書店を見る時に探してみようと思いました。

おわりに

2巻以降は栞子さんが退院してからのお話になるのでしょうか?
続きが楽しみです。

ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。


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