読書感想文(315)三上延『ビブリア古書堂の事件手帖3〜栞子さんと消えない絆〜』
はじめに
こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はビブリア古書堂の事件手帖シリーズの第三巻です。
感想
今回も面白かったです。
謎については、一つだけ推理が当たったので嬉しかったです。
今回一番印象に残ったのは、第二話の『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』です。
終わり方がほっこりするのがいいなぁと思いました。
ただ、この作品は栞子さんを含めて、家庭内での対立が多いなぁと思いました。
古本というのは蔵書であり、蔵書というのは家にあるものだから、家庭のお話が多くなるのかもしれません。全てがそうではありませんが……。
この作品には本好きが沢山出てきますが、その人達にとっては当たり前のように読んでいる有名な作品すら、自分は読んでいないなぁと思ってしまいます。
昔に比べると読書以外にも様々な楽しみが増えたからでもありますが、読書好きとしては名作も色々読んでおきたいという気持ちがあります。
それでも毎年少しずつ色んな本を読めているので、数年後には結構読めているかもしれません。
おわりに
一気読みしたのでメモがほとんど残っておらず、面白かったーと思って読み終えました。
ストーリーは次回が気になる終わり方だったので、第四巻が楽しみです。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。