読書感想文(364)岡本太郎『自分の運命に楯を突け』
はじめに
こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は久々に岡本太郎の文章を読みたくなって、この本を手に取りました。
この本は今年の四月に読んだのですが、何度も読みたくなる本です。
↓前回の感想文
感想
とても良かったです。
岡本太郎の文章を読むと心の奥からエネルギーが湧き上がってきます。
外部の影響でエネルギーが湧き上がってくるというのは情けないことですが、心の弱い自分はこうやって周りに助けてもらいながら生きていくのだろうとも思います。
こういう人間関係を築くのはとても難しいですが、憧れます。
まずは自分を開くこと、それから問題をぶつけ合う為の力を磨くことです。
勿論、力はすぐにつきませんし、ぶつかり合う中で得られるものも多いと思いますが、語り合いたい時に語り合えるだけのものを自分の中に蓄えたい(或いは自分の中から掘り起こしたい)と思います。
これは文学においても言えることだと思います。
美しい表現というのはそれは一つの良いものだけれども、小説において美しい表現が何たるか、と思います。
感動というのは喪失を乗り越えるところにある、といったような型にハマったものが称賛に値するべきでしょうか。
おわりに
久々に読んで、よしやるぞという気持ちになることができました。
この本は何度も読み返したいです。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。