読書感想文(143)井上堅二『バカとテストと召喚獣 11』
はじめに
こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はバカテスの11巻です。
別の本を読んでいたのですが、ちょっと心が苦しくなってしまったので、明るく笑えるものを、ということで読みました。
感想
前巻は短編集でしたが、今回は本編です。
どんな話だったかな〜とうろ覚えでしたが、読み始めてすぐにある程度は思い出すことができました。
そして、これがまた熱いんですよね〜。本編のラストエピソードなので、最高潮の盛り上がりです。とはいえ、本編最終巻は次巻なので、グググっと盛り上がったところで終わりました。早く次を読みたいです。
三年主席の先輩から鋭いお言葉です。
これがグサッと来ない人は結構すごいなぁと思うのですが、どうでしょうか。
ただそれに対する周りの反応は次のとおりです。
これもその通りだと思うんですよね。
人類全員が明久みたいなバカだと困るのですが、バカはバカの役割があることがこの作品ではよくわかります(もちろん、明久の良い所はそれだけではありませんが)。
勉強以外でもこれは同じだと思うのですが、私はまだ大学を卒業して間もないので、やはり「勉強はできる方が良い」という価値観が身近にあります。
一方で、勉強ができることが全てじゃないとわかる具体例もよく見かけるようになってきました。そして思うことは、何かしら懸命にやってきた人が素敵だと感じるなぁということです。いわゆるお勉強も、それ以外でも、何かを頑張ってきた人はその分何かを持っているように思います。何を頑張るかは人それぞれで、だからこそ皆違っていて、皆良いのだなぁと思います。
そう考えていくと、そんな風に色んな価値を見つけられることや、価値を身に着けやすくなるから、やっぱりお勉強も大事だなぁと思ったりもするのですが……。
ここ、とてもFクラスらしくていいなと思うのですが、数ページ先では次のようになります。
この信頼関係です。
見捨てること等に躊躇はないけれど、恨み合いながらも結束しているというか。
まあこのメンバーだからこそというのもありますが、良いですよねぇ、青春って感じ。
ここも良いシーンです。
雄二と明久の友情というか、信頼関係は10巻のハイタッチのところも結構好きですが、こっちも良いですよね。
おわりに
読み始めたらやっぱり面白くて一気に読み終わりました。
別の本の休憩がてら手に取りましたが、次回本編最終巻でかなり盛り上がっているので、先にこっちの続きを読もうかなと思います。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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