やる気の起こし方なんてない 2024.11.26
その日どんなにやる気に満ち溢れいて、何事にもエネルギーを注げたとしても次の日も同じ様にいくとは限らない。
人間は、いや自分という人はそういうムラのある人だ。あまり良いとは思っていない。けど悪いとは思わないようにしている。楽しい日もあれば落ち込む日もあるし、上手くいく日もあれば踏んだり蹴ったりな日もある。太陽と月のような、日向と日陰のような、巡り巡るそんな関係。
やる気の起こし方5選、意識高くいる10のこと、ポジティブな人のルーティーン...etc...たくさん本や読み物がある。僕はわざわざ買って読むことはしないが、雑誌の1ページに特集があったり世の中の気になる方々のwebの記事はたまに読む。
すごいなーって思ったり、よしやるぞって思ったり、その時は少し感化されるが次の日にはできない自分に落ち込んだりする。だからあまり読まない。
『できることからコツコツと』
これに尽きる。今までできてこなかったことが、明日からできるわけがない。人間は弱いから、そうしてきた自分が逃げ場なのだ。逃げ場をなくしてはいけない。
でもそれじゃ嫌だ、それではいけないと思うから変わろうとするのだが、そう簡単にはいかない。でも変わりたい。
つまるところの、急に奮起してもそこに全てを全振りしてはいけない。少なくとも自分はそうだから。
変わりたいなと漠然と思ってても何年も変わっていない。しかし振り返るとどうか、変わったところもたくさんあるのではないか?
自分を見つめ直して、改善てを書き出し、ひとつづつ改善していくことはできる。できるが、そんな立派な工程を踏むことすらやる気が出ない。それで改善しても結局しんどくなって戻すことも多い。気持ちよく、できれば楽しみながら少しづつ取り組むことが1番。
1日単位では到底苦しい。じゃあ1週間単位で取り組んでみる。それができたら1ヶ月、1ヶ月半、2ヶ月…と伸ばしてみると今度はコツコツやってこれた自分すげーってなる。積み重ねた実績もできてきて、嬉しくなる。結果も伴ってくる(と、いいな。ぐらいの方が気楽)。今の自分にとってのジム通いがそうだ。
結局、やる気の継続はできない、というか不安定なものだから、わざわざやる気を起こさないとできないことに挑戦するのではなく、やる気がなくてもやれることからやっていく。料理へのやる気が出なくても食べないとお腹が空くので切ったり炒めたりしなくても何かしら用意をするのと同じように。
その積み重ねがいつのまにかやる気に変わっている。やりたいなって思う時もある。それでもダルいなと思う時は、やらない。好きなことやって、明日やればいい。
誰にでも当てはまるやる気の起こし方なんて本当はない。心と体、は本当だろうけどバランスは人それぞれで、むしろ自分自身でも分からないのだから大変だ。
奮起しようとしてばかりだと、疲れてしまう。だから心と体のベクトルに素直に従う日も必要だ。そう言い聞かせて、この日は何にもせず漫画を読んだ。さすがに明日は何かやりたい気分になってきた。こんな感じで、それでいいかなと思う。