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新 松凡
2024年9月25日 09:02
ポーの黒猫を読んだボーはおそれているを観て三日後のことだった。おそれているの主語は、自分にある「行ってきます」に「気をつけて行ってきてね」を返す自分と遠くないところに思い出せないが、何かずるいことをしたようなずるいことをしたのに気づいたような夢だった。そうだったのかと思う。よく眠れて、窓を開けると涼しくて、音もいらない。恐怖はある。自分の何かを失う恐怖の物語と誰かの何