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【読書感想文】実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉

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『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』
田村浩二 (著) の読書感想文です。

強迫観念が最後の力を振り絞って攻撃を仕掛けてくる

『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』

ネドじゅんさんのいう「左脳さんの逆襲」に近い気がしました。
やはり、強迫症・強迫性障害の「強迫観念」と「自動思考」は似ていると思います。

自動思考については以下の記事を読んでください。

大事なことは、安心を得ようとして頭の中で回想することではなく、不安なままやるべきことをやることなのです。

『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』

要するに自分は頭でっかちなんですよね。

慎重なのは長所でもありますが、不安だからといってやるべきことをやらないと前進できません。

「不安なままでも、やるべきことをやる」というのは森田療法の考え方と一緒ですね。
(著者も森田療法の本を読んでいらっしゃいますし)

やるべきことをやろうと思います。

なぜなら脳が誤作動を起こしているからなのです。ですので、いちいちそれに対抗していたら、まさしく切りがないのです。

『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』

強迫性障害はまさに脳の誤作動なんです。
よく「五感を信じなさい」っていうじゃないですか。

でも強迫性障害では五感は信じられません。

何も汚くなくても、汚いものを見たという指令が脳からやってくればそこが汚く見えます。

汚いものに触ってもいないと視覚ではわかっているのに、手がピクピクッと反応して実際に皮膚が動くので触った気になったりしてしまいます。

だから五感は信じられません。
いちいち反応したら良くないってことですね。

鉄則19:とにかくやってみてください。
いつまでも逃げ回っているつもりですか?

『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』

今まで強迫性障害を言い訳にして、いろんなことから逃げていました。

もちろん、逃げることが一概に悪いとは思いません。自分を守るためには時には逃げることが必要でしょう。

でももう逃げても前進しない段階に来ました。

やる前にはこのままいけば失敗するかもしれない、うまくしゃべれないかもしれないなどと考えがちですが、そうなったらそうなったでいいといった、いい意味での諦めが必要なのではないかと思います。

『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則 〈増補改訂〉』

#Webライター の仕事で挫折したことがありますが、その原因は「不安」です。

「Webライターの仕事をやってみたいけど、やったら失敗するんじゃないか?」と常に不安でクラウドワークスで応募できませんでした。

でも最近いろいろ学ぶうちに失敗は避けて通れないものだと思い直しています。

「失敗してもいい」といい意味での諦めが必要な段階なのだと思います。

とにかくクラウドワークスで仕事をやってみようと思います。


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