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【書評】読む・聞く、まとめる、言葉にする
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『読む・聞く、まとめる、言葉にする』松尾美里 (著) の書評です。
たとえば「せっかちで、先のことが不安になる」という点が私の短所の1つなのですが、これを「だからこそ先を予測してリスクに対処しやすい」などと捉えられるようになりました。
僕の短所の一つは「先のことが不安になりすぎる」という点です。
強迫症・強迫性障害なので余計に不安です。
でも「だからこそ先を予測してリスクに対処しやすい」と捉え直すようにしようと思いました。
人生、不安がなくなったら行動しようと思っていたら、ずっと行動できません。不安とともに生き、不安を感じながらもやるべきことをやるというのは「森田療法」という強迫性障害の治療法で知りました。
不安さえどうにかなれば、自分の人生はものすごく楽になるので、不安との共存も考えていこうと思います。
「言語化する」ことは、体験や経験を頭の中で整理し、まとめて言葉にするという作業そのものだからです。そして、人に伝えるためにはどうすればいいか、という試行錯誤を経験することになります。
言語化するのが苦手で本書を読んだのですが、「言語化」の言語化がちょっと前までできていませんでした。
最近、言語化の本を読んでいるので、やっと言語化がどういうことなのかが分かってきました。
そして、今までの自分がいかに体験や経験を整理して言葉にしてこなかったか痛感しています。noteでアウトプットする習慣は身についているので、言語化も意識していこうと思います。
「これだけは伝えたいという本質は?」「それを一言で言うと?」。
こうした問いを何度も投げかけていきます。
本書で「一言で言うと?」トレーニングという名前で掲載されていました。
「要するに一言でいうとどういうこと?」という問いは、抽象具体思考の抽象化で学んでいました。
本書を読んだので「一言で言うと?」という問いを習慣化してみようと思います。
上記の内容以外にも「インプットメモ」と「アウトプットメモ」の書き方から、語彙力をアップさせるトレーニングなどが本書には書かれていますので、気になる方は要チェックです。